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歳時記〜季節と言葉を楽しんでコミュの葉月 八月

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なつ真夏葉月八月ガラス越し玉の緒のごと蛙をみたり (天唇/村木道彦)

八月を「葉月」と呼ぶようになったのは、
木の葉が黄色に色づいて落ちることから
葉落ち月→はづき
穂発月・穂張り月→はづき
八番目の月→はづき
南風月(はえつき)→はづき
雁が初めて来る月だから初来月→はづき

旧暦で八月は秋、新暦だと9月ぐらいにあたります。
新暦8月の色合いと、ちょっと違いますけどね。

旧暦は光で季節を感じ、新暦は温度で感じますね。
春 旧暦1 2 3月は、新暦2 3 4月頃。
夏 旧暦4 5 6月は、新暦5 6 7月頃。
秋 旧暦7 8 9月は、新暦8 9 10月頃。
冬 旧暦10 11 12月は、新暦11、12、1月頃。

昔の夏は梅雨の時期と蒸し暑さで、バイ菌や食当たり…、病気の流行る季節でした。死と隣り合わせの夏でした。
その梅雨も明け、暑さは残るものの、ホッとできる秋でした。過ごしにくい夏が終わり、待ち遠しかった、喜びの秋。
西洋では枯れ葉舞う、寂しい別れの季節だけど、
日本は秋が恋の季節。 織り姫 彦星の逢瀬から 恋が始まります。

星あひのゆふべすずしきあまの河もみぢの橋をわたる秋風
 (西園寺 公経/新古今)


ほかに旧暦八月は

秋風月(あきかぜつき)  観月(かんげつ)  雁来月(かりきづき) 橘春(きつしゅん)  草津月(きさつづき)
桂月(けいげつ)  建酉月(けんゆうげつ)  紅染月(こうぞめづき)  木染月(こぞめづき)  ささはなさ月
秋涼(しゅうりょう)  深秋(しんしゅう)  豆雨(ずう)  清月(せいげつ)  清秋(せいしゅう)  盛秋(せいしゅう)
壮月(そうげつ)  素月(そげつ)  染色月(そめいろづき)  仲商(ちゅうしょう)  月見月(つきみづき)
燕去月(つばめさりづき)  天岡(てんこう)  南呂(なんりょ)

コメント(8)

かずぼんさん

昔、夜は真っ暗だった。
行燈やろうそくだって、とっても貴重だったから、
真っ暗な夜は、闇の中で、陽の光を待ちわびていたんだよね。
だから、とても光には敏感だった。

四季も そんな光の強さでわけていたんですね。

便利な世の中になったけれど、いろんな感性失ってるような気もしますね。
>ゆうきさん

冬は 枯れる=死をイメージする暗い闇の季節だったから、春が本当に待ち遠し勝った。新暦2月頃は花は咲き乱れていないけど。緑の芽が出始めて、やっと冬が抜けた…と喜びにあふれていたんでしょうね。
夏は、梅雨でジメジメと病気が流行った季節で、死が隣り合わせに。今のように下水道もなければ冷蔵庫もない…そんな季節でした。
その死を乗り越えて、恋の季節の秋を迎えます。

今の 四季のイメージと違いますね。

今は夜も光にあふれているからね。
英語では オーガスト(August)

初代ローマ皇帝オクタビアヌスの尊号アウグストゥス(「尊厳なる者」の意)から。



そうそう、昔々 8月はオクトーバー(今の10月)と言っていました。

8はラテン語で「octo(オクト)」
10月=Octoberの語源って「8」なんですよ。

昔、西洋の1年は3月から始まってました。だから今の2月が1年の終わり。
春=3月が1年の始まりって普通に考えられますね。

でも、ジュリアス・シーザー(=ユリウス・カエサル)は、January(1月)はローマ神話の神Janus(ヤヌス)に由来するから、これは神に対して失礼だ、ってことで、1月を1年の初めにしたんです。
そぉしたら、もともと8月だった「October」は2ヵ月後ろにずれて10番目の月=10月に。

びっくりですね。

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