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歳時記〜季節と言葉を楽しんでコミュの蒲公英 (たんぽぽ)

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『和名抄』にタンポポは、蒲公英と記され「ふぢな」または「たな」と呼ばれていました。

関東タンポポ、関西タンポポ、東海タンポポ、信濃タンポポ、蝦夷タンポポ、白花タンポポ、夕張たんぽぽ… 
日本固有のタンポポが数種自生しているけれど、外来種も多く、北海道のほとんどが帰化したセイヨウタンポポになってしまっているそうです。

タンポポの別名を鼓草。
幼い子供が鼓をみて「タン・ポンポン」と音を真似た…のが始まりで、満開の時の形と音からの連想とか。
他にも、子供が命名した別名にはピーピーバナ、マンゴマンゴ、ガンモモ、テテポポ…。

また、茎の両端を細く裂き水に浸けると鼓の形になるため、と言う説もあります。
ほかに、タンポポの冠毛の形が昔日本にあった「たんぽ槍」に形が似ているとか。
デデポッポ、チャンポンポン、タンポ…と地方により、呼び方のちがうところも。
タンポポの方言については柳田国男著の『野草雑記』に所載されています。
あなたの街では、なんて呼んでいますか?

そうそう、中国では「婆婆丁(ポポチン)」。
こう呼ばれる以前は、香気を意味する「丁」が上に置かれて「丁婆婆」と呼ばれていたそうです。
英語名は 「ダンデライオン(dandelion)」
dandelionはフランス語の「ダン・ド・リオン(dent-de-lion)」つまり「ライオンの歯」からでていて、タンポポの葉の縁の欠刻(ぎざぎざ)がそれに似ているところからこのように呼ばれるようになったんですって。
仏語名 正式の仏語名は「ピッサリン(pissenlit)」
「寝台に寝小便をする」と言う意味。
葉をゆでた湯が利尿剤になるところからこのような名前になったそうですよ。

昔、タンポポの白い綿毛を吹いて種を飛ばして遊びました。経験ありますよね?
今も、見かけるとつい吹いてしまいますが(笑)
耳に入ると聞こえなくなる…と言われて怒られたことも。

奈良では吹き飛ばす時に、
 味噌買うてこい醤油買うてこい雨が降ったら泊まってこい〜♪
と唱えて、つらいお使いをたんぽぽの種に託したそうです。
「親孝行花」ともいわれます。

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