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生活保護者の集いコミュの「アットコスメ」山田メユミさんの女性支援プロジェクトに注目 化粧品業界のこれからとは?

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https://www.elle.com/jp/beauty/makeup-skincare/a39732186/circulationofsmiles-2204/

「アットコスメ」を開設した山田メユミさんが始めたのは、経済的困難を抱える女性への支援プロジェクト。この取り組みを通して見た化粧品業界のこれからを聞いた。

Text YURICO YOSHINO

お話を伺ったのは……

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山田メユミさん。東京理科大卒。東大EMP修了。化粧品メーカーを経て1999年アイスタイルを共同創業、現在も取締役を務める。今回一般社団法人バンクフォースマイルズ代表理事。2児の母。
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行き先のない化粧品と貧困下の女性の課題をつなぐ
アットコスメ」を開設した山田メユミさんが、昨年末始動させた「コスメバンク プロジェクト」。化粧品メーカーがもつ行き先のない商品を集め、経済的困難にある女性たちに贈るというものだ。これは化粧品業界に、そして日本の女性の置かれた現状にどんなインパクトを与えるだろう? 

「ここには2つのベクトルがあって、1つ目は化粧品メーカー側の抱える問題です。サステナブルな社会のために化粧品業界は原料から製造工程、パッケージやリサイクル方法までさまざまな改善努力を重ねていますが、余剰品という大きな問題を抱えてきました。国内2.5兆円の化粧品市場のうち、5000億円分以上が廃棄されているというデータもあります。もう一方で特にコロナ禍で拡大したといわれるシングルマザーをはじめとした女性の経済的困窮の問題があります」 

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山田さんがこの問題に触れたのは、ある女性支援団体の方の言葉だった。「子供の入学式や卒業式なのに口紅ひとつなく、マスクで顔を隠すしかなかったというシングルマザーの方の話を聞いたんです。それまで化粧は女性を幸せにするツールだと思い、この仕事に携わってきたのですが、化粧品がないことで悲しんでいる女性がいるということに初めて気づき、ショックを受けました」。ひとり親世帯は全国130万世帯といわれ、その多くを占める母子家庭の過半数が相対的貧困の問題を抱えているという。 

そこで、化粧品メーカーの余剰在庫を支援団体を通して必要としている女性のもとに届けられないかと相談したところ、余剰問題に対し何かできないかと思っていた多くの化粧品メーカーが共感、賛同してくれたという。

化粧品メーカーでは17社が参加し、運輸業も加わり、倉庫や物流のシステムも整った。行き先のない商品を一括で預かり、ギフトパッケージにして、女性支援団体や女性生活保護施設と連携して貧困家庭の女性に届ける仕組みの土台ができた。 

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初回は約15万品集まり、スキンケアからメイク、入浴剤などバランスよく7、8点ずつギフトパッケージに。親子で楽しんだというご家庭も。
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昨年パイロットケースとして2万2000世帯に届け、正式スタートした今回は、母の日に向けて3万世帯に届ける予定だ。使用方法の疑問や化粧品を使ってみた感想などは、ラインで簡単にやりとりできるサポート体制を整えている。さらにOEMメーカーからは、余剰材料を使って何かできないかという相談もあるという。 

今後は地方自治体との連携を取っていきたい、と山田さん。「ものを集めること、それをギフトパッケージにすることは我々が担い、そこからラスト1マイルは自治体との連携が鍵だと考えています」

コスメをきっかけに美容の力を届けたい
女性支援団体と、女性を支える業界として化粧品業界とのパイプ役となることで、化粧品を届ける以外の可能性も感じている。

「物的支援は入り口にすぎません。化粧品業界は女性を支えるための多様な可能性を秘めています。例えばメイクアップセミナーなどノウハウや情報といったソフトを提供することもできますし、化粧品業界で働きたいという女性と企業をつなぐ就業支援の形も考えられます。そんな化粧品業界のもつパワーを結集し、つなぐ役割を、このプロジェクトが果たすことができればと思います」

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