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生活保護者の集いコミュのホームレス支援続けて25年 福岡おにぎりの会、認定NPO法人に

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https://news.yahoo.co.jp/articles/bcbd0ec86dcd048a7fef42180a97be020f991436

ホームレスの支援に取り組む「福岡おにぎりの会」(福岡市博多区美野島)が今年、発足25年を迎えた。数多くのボランティアに支えられながら、新型コロナ禍でも炊き出しなどを続け、今年は「認定NPO法人」になった。26日には今年最後の炊き出しがある。

【写真】毎週100個のおにぎりを作る福岡聖パウロ教会の5歳から70代までのメンバー。約18年続いている=2021年12月10日、福岡市中央区、金子淳撮影

 福岡に初雪が降った17日金曜日の夜9時すぎ。福岡市博多区の冷泉公園には30人ほどの列ができていた。簡易テーブルに置かれた鍋から豚汁がよそわれ、順番に配られる。「冷えるねえ、気をつけてよ」。「ありがとう」。豚汁の湯気の向こうに笑顔も見られた。

 「福岡おにぎりの会」は1996年秋に発足。その前から、福岡市内では労働組合や教会関係者らが個別にホームレス支援の活動をしていたが、73年に来日し、94年に美野島司牧センター(福岡市博多区)に派遣されたフランス人のコース・マルセル神父(79)がいくつかの団体をまとめ、初代の代表となった。

 金曜の夜、天神中央公園や新天町、ベイサイドプレイスなど市内約10カ所で、おにぎりや豚汁などを振る舞う。4〜11月は月1回、越冬活動として12〜3月2週目は毎週配る。出会った人の事情や希望を聞き取り、メンバーで共有。連携する団体と連絡を取り合い、生活保護申請、住まいや仕事探しなどを支える。新型コロナ禍で国民1人に一律10万円の特別定額給付金が支給された際、ホームレスが元々住んでいた場所の行政に掛け合い、受給につなげた。

 新型コロナ禍による景気悪化で、2020年度(20年4月〜21年3月)に炊き出しに来た人は平均で前年度より約3割増えた。多い時は150人ほどに。理事長の郡島俊樹さん(65)は「家はあるが食事に困る人、若年層、女性も増えている。もう少し支援を増やしたい」と、昨年5月から炊き出しを月2回にした。

 活動を支えるのが多くのボランティアだ。福岡聖パウロ教会では18年ほど前から、信徒や教会に集う人たちなど7、8人で、おにぎりをつくる。「必要とする人がいるのなら、自分ができることをする。ただそれだけです。思いを込めて握れば、届けられるのはおにぎりだけじゃない」と、ボランティアをまとめるKENさん(48)は言う。平尾バプテスト教会や米飯加工機械などを製造販売する不二精機もおにぎりの提供を長年続ける。他にも野菜やコメ、卵など食材を提供する企業や団体も数多い。

朝日新聞社

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