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生活保護者の集いコミュのホームレス、収入減の懸念 川崎市、ごみ持ち去り禁止へ 「一人一人にあった支援策を」 /神奈川

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https://mainichi.jp/articles/20211110/ddl/k14/010/065000c

川崎市で来年4月、改正廃棄物処理条例が施行され、ごみを集積所から持ち去ることが禁止される。粗大ごみなどをトラックの荷台に積んで走り去るケースなどを取り締まるのが狙い。住民から「ごみ置き場が散らかっている」など苦情が寄せられ、市の財源確保にも影響が出ていた。一方、空き缶が収入源の路上生活者(ホームレス)からは「食べていくために続けるしかない」といった声も聞こえてくる。

 9月1日夜、ホームレスの男性(81)は小雨の中、カートを押しながら3時間かけて集積所を巡り、空き缶約10キログラム(1900円相当)を集めた。空き缶を売って生活して約10年。年金も受け取っており「そろそろ引退かな」。別のホームレス男性(77)は「他に収入はなく、食べていくために続ける」と話す。


 市は資源ごみを売却して財源に充てているが、2019年までの5年間で年平均約280トン(約2000万円相当)の空き缶が持ち去られた。集積所散乱を巡る住民の苦情も踏まえ、改正廃棄物処理条例が今年10月8日成立。施行は来年4月で、違反を繰り返せば来年10月以降、最高20万円の罰金が科せられる。

 市によると、政令指定都市20市のうち15市が条例で持ち去りを禁止。川崎市でも約20年前に議論されたがホームレス支援団体の反対もあり見送った。市は条例改正に当たり、ホームレスから意見を聴取。集積所以外で住民が厚意で渡す場合は規制の対象外とした。

 ホームレスの支援団体「川崎水曜パトロールの会」監事の小林恵太さん(50)によると、空き缶集めで生計を立てているのは高齢で働けないほか、家族関係が複雑で生活保護を受けたくないといった事情を抱えた人が多い。市は自立支援を強化するとしているが、小林さんは「ホームレス一人一人にあった支援策を考える機会になってほしい」と訴えている。

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