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生活保護者の集いコミュの反貧困ネットワーク 事務局長 瀬戸大作さん 日記 5/16

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5月16日(日)
❶ふだんの日曜日はSOSが比較的少ないのだが、今日は朝から電話やメールが騒がしい。歌舞伎町の性風俗で働き、悪い人間関係にはまってしまった娘を心配して遠く離れた場所に住むお母さんからの相談、電話の向こうでのすすり泣きが聞こえる。静かであるはずの日曜日の朝、今週は雨が続くようだ。多くの若者たちが路上の片隅で泣いている。
❷午後は、定番の待ち合わせ場所である新宿駅西口小田急出口の喫煙スペース前に自家用車を停車させた。お昼頃に新宿駅南口のホームレス状態の方に声かけを続けているTさんからの相談イコール出動依頼がきっかけだった。50代のNさん 年齢よりも老けて見える。お坊さんやっていた時期もあるという。住まいとい住まいを失い野宿生活をはじめで数日間、死のうと思ったけれど死ねなかった。糖尿病のせいか身体がボロボロ状態である事が解る。携帯は使えず通信状態がないとの事だったが、私のルーターで繋いでみるとWi-Fiスポットではメール連絡がとれる事が解った。木曜に生活保護申請に同行する。
➌新宿西口にもうひとりのSOS対応、50代のKさん、四谷の公園から歩いてきた。数年前にアパート家賃滞納で強制退去、サウナなどに泊まりながら引っ越し派遣で生活したがコロナで失職、生活保護イコール施設入所と野宿の知人から聞いていて否定的だったが、丁寧に説明した結果、明日に緊急アクションのスタッフが生活保護申請に同行する。
❹終了後にまたまた都内のターミナル駅に移動する。生活保護申請に同行して先週金曜日にアパートの審査がしたばかりの20代女子と面談、「ビジネスホテルで独りでいる事がたまらなく寂しい」と繰り返していたが、もうすぐアパートに入居できるよ。でも寂しさは全く変わらない。今日は同じ境遇だった「女子会」のKさんも一緒に励ましあった。
❺次は埼玉県西川口駅からのSOS 20代の男性だ。派遣切りにい寮から追い出された。足が怪我している。メールには、「お金も無いため、ご飯も食べれません。毎日、いつ死ぬんだろうと不安で仕方ありません。」と書いてある。到着した時に本当にほっとした姿が印象的だった。火曜日に地元の支援団体の友人が申請同行、即日で個室シェルターも用意してくれると約束できた。ほっとした姿がまた印象的だった。
❻今晩の最後は蒲田駅からのSOS、川口から蒲田は遠いぞ。また20代の男性だった。九州から仕事を求めて4月に上京したが、仕事などなかった。野宿は2週間以上、3日間何も食べていなかった。今回のメールに返信がなかったら死のうと考えていた。でも死ぬにしてもお腹が減り過ぎていて力がでない。本当に間に合ってよかった。

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