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生活保護者の集いコミュの反貧困ネットワーク 事務局長 瀬戸大作さん 日記 3/10,3/11

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3月10日㈮ 
横浜市青葉区で、在留資格がないアフリカ出身のご家族11名(子供5名)が住んでいる家を強制執行で退去させられた。元大使館員だった方は、母国の政変によりパージされ、在留資格も失い、国は助けてくれず入管も「帰ればよい」と門前払い、子どもたちは日本で生まれ母国を知らない。
3月7日㈫夜に強制執行予定の家に献身的な地元支援者と反貧困ネットワークやフランス語通訳支援者など多くの方が執行予定の家に集まり、当面の住まい確保の具体的方針を確認しました。反貧困が横浜市内に借りているシェルターと他に家賃未納で追い出される予定だったもう一軒の小さなマンションの滞納家賃を反貧困が全額支払い、居住継続、強制執行前に打てる手を打つ。絶対に路頭に迷わせない!
●迎えた強制執行当日、執行時間は13時、反貧困ささえあい神奈川のシェルターに居住する3名の荷物と身体を杉浦さんと一緒に運んだ。地元支援者から携帯に連絡が入った。強制執行で荷物を運び出すトラックの前で家族が立ちはだかって作業がSTOPしている。至急駆けつけてほしい、午後に予定していた入院中の別のシェルターの退院同行を反貧困ネットワークの他のスタッフにお願いして強制執行予定の自宅に戻った。前日に優しき地元支援者が軽トラで何往復もして、小さなマンションに荷物を移動させていたがすべては入らない!駆けつけた現地では執行官と大きなトラック3台と20名くらいの作業員、トラックに残してあった荷物を積んでいく。横で泣きながら抵抗する家族、ママがトラックの前で座り込み状態、辺野古や高江の強制排除のようにしたくない。二時間近くかけて説得を続けた。言葉が通じないのでフランス語通訳さんを携帯でつなげての説得となる。子どもたちも小学校から帰ってきた。必要だという荷物を再度降ろす。でも全ては無理なんだ。泣き続ける家族、この家族の責任でないのに理不尽さゆえに今回の事態、もっと早くこの事態がSOSとして届いていたらと、、悔しいし悲しい。何とかトラックは立ち去った、家族二名が健康を著しく害している、病院受診、生活費と家賃支援と継続した食料支援と入管対応、支援チームを稼働させることが急務、重たすぎる課題を抱えたが支援チームの責任者としての役割を担っていくしかない。ふらふら状態で事務所に戻り、20時に四国から家出してきた女性の緊急対応、自宅に戻り疲れて爆睡して気づいたら朝になっていた。
3月11日土
今日は東日本大震災から12年の311、あれから私の人生も一転した。コロナ前は原発事故被害者支援が活動の中心でこの日を迎えていた。今日はワーカーズコープやシャプラニールと反貧困の共催で行われた「しんじゅくフードパントリー」配布の食料を受け取りに来られる方は80世帯200名、就労相談が多い。私は緊急アクションフォームでSOSをくれた二名の相談対応、カフェではカチン平和教会メンバーがミャンマーのカチン族の肉料理、野菜料理を準備くださりお弁当を提供した。14時46分には4月から反貧困ネットワークの仲間になるミョーさんと一緒に黙とうした。夜はミョーさんと二か所のシェルターを回り食料配布と入居者とおしゃべり面談、帰宅したら居所がなく所持金がない方からのSOSが続いて来ている。明日の日曜日も駆けつけ支援が続く。

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