生活保護者の集いコミュの反貧困ネットワーク　事務局長　瀬戸大作さん　日記　2/20

2月20日（月）
❶午前は二か月も都内の雑居ビルの階段で暮らしていた女性と一緒にSN区福祉事務所で生活保護申請同行、以前は厳しい対応で大喧嘩の連続だったＳＮ区、女性区長に交代して以降、窓口対応が良くなっている。安全な個室の宿所提供施設を利用できるようになった。その後に区内の某所で待っている男性のＳＯＳの対応を終えて、先週、シェルターで亡くなった仮放免のGさんの兄弟を迎えに経営するインド料理店に向かった。
❷到着した火葬場でGさんと最後のお別れの時を迎えた。母国のご遺族とも携帯電話でお話をすることができた。娘さんは泣いていました。Ｇさんがコックを辞めて仮放免になり、住居を失い、新宿で野宿状態の時に励ましてくれていた女性新聞記者さんも参列、シェルターの仮放免で苦楽を共にしてきた最大の友だったAさんが仲間を代表して参列していたのですが、棺を見送る段になって、Stand Up（立ち上がれ、起きろ！）と繰り返していました。参列できなかったのですが、いつもいつもGさんの身体を心配してボランテイア診療してくれていたＩ先生「守ってあげられなくてごめんね」みんな日本語も英語も喋れなくても人懐っこくて優しく可笑しなGさんが大好きでした。バイバイ！Gさん
➌火葬場にいてもＳＯＳメールが止まらない日でした。事務所への電話も深刻な内容ばかり、急いで事務所に戻り、今日も女性の対応、死のうとしたが、私が出演していたテレビを見て最後に連絡したと言っていた。声がとりあえず落ち着いたのは良かった、「独りじゃないから」何回も何回も伝え続ける。