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生活保護者の集いコミュの生活保護男性の保険金詐取 検案書偽装容疑、3人逮捕 在宅死装い

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https://mainichi.jp/articles/20230126/ddm/041/040/040000c

生活保護受給者の70代男性が自宅で死亡したように装った虚偽の死体検案書を保険会社に提出し、遺品整理や清掃の費用を補償する保険金100万円をだまし取ったとして、大阪府警は25日、保険代理店「ブリュレ」(大阪市北区)の実質経営者、高山泰和(やすたか)(56)や妻で住宅管理会社代表の聖生(せいみ)(54)の両容疑者ら3人を詐欺などの疑いで逮捕した。実際には、男性は路上で亡くなっていた。

 死亡男性は大阪市内の集合住宅を借り、親族とは疎遠で独居だった。この賃貸物件は、聖生容疑者が代表を務める「住宅管理ビックライフ」(大阪市生野区)が管理していた。


 高山容疑者らは2018年以降にこの男性を含め計17人に関する同様の保険請求で総額1000万円を受け取っており、うち16人は生活保護の受給者だったことも判明。府警は生活困窮者らを囲い込む「貧困ビジネス」を展開していた疑いもあるとみて、実態解明を進める方針だ。

 府警捜査2課によると、他に逮捕されたのは、大阪市北区の葬儀会社「一期一会」代表の鈴木順也容疑者(49)=大阪府豊中市。鈴木容疑者はブリュレの代表も兼務している。逮捕容疑は共謀して20年2月、大阪市内の保険会社に対し、70代男性が自宅で孤独死したと報告。死亡の場所や日時が偽造された死体検案書や虚偽の清掃費などを計上した請求書を提出し、「賃貸入居者総合保険」の保険金100万円を詐取したとしている。府警は3人の認否を明らかにしていない。


 この保険は入居者が自室で死亡した場合、室内の遺品整理や原状回復に充てる費用を100万円を上限に補償する内容で、契約を仲介した保険代理店が請求できる仕組み。男性は13年5月に集合住宅に入居後ブリュレの仲介で保険会社とこの保険契約を結んだ。入居月から生活保護を受けており、府警は高山容疑者らが保護費から保険料を徴収した疑いもあるとみている。

 府警は22年7月、不正請求を疑った保険会社の刑事告訴を受理した。

 府警が捜査したところ、男性は20年2月、大阪市内の路上で亡くなった。死因に犯罪性はなかったとされ、監察医が作成した正規の死体検案書は死亡届とともに役所に出されていた。


 一方、高山容疑者らが保険会社に提出したのは検案書のコピーだった。死亡日は保険会社への報告時期より約2カ月前の日付が記載されていた。遺体の長期間放置で部屋が汚れたと見せかけ、保険金の上限額を得る工作だったとみられる。

 大阪市などによると、身寄りのない人が医療機関以外の場所で亡くなった場合、住居の管理人らが死亡の手続きや葬儀会社の手配を進めることが多い。府警は高山容疑者らがこうした過程で検案書を入手したとみて、経緯を調べている。

 ■ことば

死体検案書
 人の死を医学的、法律的に証明する書面。主に医療機関以外の場所で亡くなった人について作成され、医師は遺体の観察後に死因や死亡時刻、死亡場所などを記載する。医師法は遺族への交付を求めているが、身寄りがない人の場合は行政の委託を受けた葬儀会社が受け取ることもあるという。死亡届の提出や火葬許可の手続き、保険金の請求で必要になる。

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