生活保護者の集いコミュの反貧困ネットワーク　事務局長　瀬戸大作さん　日記　1/20

1月２０日（金）
●困窮状態におかれている方の支援が忙しい。Facebook投稿している時間的余力がなくなっている。ＳＯＳの内容も多様化している。家を失い、ネットカフェにも泊まれず、野宿状態の方が急増している。水道光熱費を払えない、多重債務状態の相談も増えている。ネコを抱えた女性、車上生活、今晩は足が不自由で歩けなくなった方の駆けつけ支援、社会の「底抜け状態」は止まらない。家を失った外国人の対応も増えた。福祉事務所での生活保護申請同行では、「コロナ対策は終了した」と東京都は勝手に決めつけ、ビジネスホテルの一時提供を止めて、殆どの福祉事務所では無料低額宿泊所入所が申請受理の条件、これでは囲いやなどの悪質貧困ビジネスがやりたい放題になる。一部の福祉事務所が、それでも頑張ってくれていてアパートタイプの宿泊施設を用意してくれている。頑張る福祉事務所が、このままでは疲弊する。東京都は何を考えているんだ。昨年の倍の水道料金滞納による停止、もう許せない！
●最近の支援活動では支援を続けている方のケースワーカー面談が増えている事だ。長期化するコロナ災害で、精神的にも身体的にもボロボロになっている。生活保護申請同行だけでは、相談者の不安は軽減されない。中長期的視点で関わる。お世話になっているクリニックの看護師さんたちの献身的伴走、シェルターに何度も何度も来てくれている医師さん、困窮者支援の報道で、もっともっと光をあててほしい、看護師さんや、医師さんがいないと僕らの支援は成り立たない。
●就労支援も忙しい、雇止めにあった外国人女性の就労相談、やっと来週に一緒に面接にいけそうだ。ずっと関わってきた原発避難者の方の就職は今日決まった。就労支援分野では、少しづつだが実績ができつつある。頑張るしかないよね。