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生活保護者の集いコミュの反貧困ネットワーク 事務局長瀬戸大作さん 日記 12/23

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12月23日(金)
❶今日の生活保護申請に同行したおじさんは在日コリアン、二週間前に怪我をしている状態で反貧困ネットワークの事務所に駆け込んだ。事業を自ら興したが失敗してしまった。怪我が原因で仕事ができず、所持金もなくて、身体の疲れもピークで事務所にやってきた。このような場合は即時に生活保護申請に同行するのだが、おじさんは日本国籍でない。在留カードには特別永住許可、現在地保護が認められていない。住民票がある役所は遠い。郵便で届けてもらう手配をしたが二週間かかる。無保険状態なので反貧困ネットワークの個室シェルターで泊まってもらい、、お世話になっているお医者さんに無料で診療してもらった。やっと今日、生活保護申請、無事に申請受理された。おじさんは中学生になるまで自らのルーツが、朝鮮半島にある事を知らなかったという。でも家族や親戚が集まりチマチョゴリの服を着て朝鮮の唄を歌う光景に違和感を感じていたという。壁に飾られていた金日成主席の写真を「おじいさんの写真かな」と思っていたそうだ。生保申請が受理され二人でホッとして「パッチギ」の映画で盛り上がった。
❷福祉事務所を出発して、白山駅近くにある、知る人ぞ知るディープな喫茶店「ジャズ喫茶 映画館」に向かう。店内には古い映画のポスターがズラリ。お客は意外にも若者ばかり、東洋大学の学生がJAZZを堪能している。迎えてくれたのは店主の吉田昌弘さんと渡辺絹子さん、毎年、反貧困ネットワークに経済的サポートしてくれている。
今日はネコちゃんのエサを引き取りに、反貧困犬猫部にも応援、雨宮さんも来店したとの事、佐々木くんの「せかいビパーク」の受け取りスポットにも、、
吉田さんは昔、ドキュメンタリー映画も撮っていた。私の親父も売れない反体制映画の監督、売れない映画の話、福島原発事故のこと、底が抜けた日本の貧困のことなど、サイフォンで丁寧に淹れられた珈琲を頂きながら、会話が盛り上がる。夜は事務所で業務が山積みのため、短時間しかいられず席をたった。「うるさくしてごめんなさい」と声をかけたら、隣席にいた学生さんは「僕も西成まで勉強にいきましたよ」と笑った。

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