生活保護者の集いコミュの反貧困ネットワーク　事務局長　瀬戸大作さん　日記　11/25

11月25日（金）
帰宅できた時間は深夜1時３０分、困窮状態にある方からのＳＯＳが続いた。
❶まず最初に駆けつけたのは秋葉原駅、福島県出身で原発事故後に廃炉作業に従事していた青年、その後に東京に出てきてコロナで仕事を失った。福島出身の相談者対応には特に力が入る。所持金１００円、来週に生保申請同行、
❷次は在日コリアンのＣさん、両手に怪我をしている。住民票は関西、特別永住許可で生活保護準用の差別的取り扱い、現在地保護ができない。住民票を郵送してもらい東京に移動させて生活保護申請する手続きとなる。1週間はかかる、保険証もない。反貧困ネットワークのシェルターに今日から泊まってもらい、あじいるの今川先生に応急治療をしてもらう。
➌18時から居所を失った女性の緊急対応が三名連続する非常事態となった。寒くなりつつある夜、女性を野宿させる訳にいかない。難民申請が不認定になった後、貯蓄も底をつき、ライフラインも止まった後、絶望して自殺未遂を図った外国籍の方が住居を失っていると他団体からの支援依頼、東京都が住居喪失者のビジネスホテルの提供を止めてしまい無料低額宿泊所への機械的誘導を始めている。もうシェルターは満杯、、でも対応策を原さんと相談している。見捨てる訳にいかない。。帰宅できた時間は深夜1時３０分、完全に壊れつつある支援現場、22時に職場から駆けつけてくれた阪上さん、怪我をしていた
Ｃさんをシェルターに連れていってくれた原さん、事務所に来た女性相談者を優しく励ましてくれた女性スタッフＡさんに感謝！まさしく総力戦！
❹月曜の反貧困ネットワーク理事会議案書、金曜に開催する対東京都交渉資料、水曜の神戸での講演資料が連続する支援で手つかず、、土日は集中して作業しよう。でもＳＯＳは来る。とりあえず寝よう。