ログインしてさらにmixiを楽しもう

コメントを投稿して情報交換!
更新通知を受け取って、最新情報をゲット!

生活保護者の集いコミュの反貧困ネットワーク 事務局長 瀬戸大作さん 日記 10/29

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
10月29日(土)
本当に頭が痛い。支援が激増していてFacebookでの投稿する時間の余裕もない。
寒い日が増えてきた。経済的困窮状態にある方に容赦ない物価高騰がきつ過ぎる。連日、反貧困ネットワークの事務所に相談者がひっきりなしに来訪している。夜は、所持金が枯渇して電車代がない方の元に駆けつける日々
❶コロナの影響により仕事が激減した。うつ病を発症した。所持金がなく携帯料金が払えず強制解約になり、住居も強制退去の連絡が毎日来る。全てに絶望して首吊りを試したが失敗した。コロナ感染人数が減少しても、影響は長期化する。雇用は根本的に改善されていない。非正規や日雇いの仕事にありつくのが精一杯、債務取り立ての電話や手紙が続く。反貧困ネットワークが対面した相談者の70%以上が精神的に病んでいる。
❷夜の駆けつけ支援の現場、寒い夜が来ている。昨年のクリスマスの夕方に相談フォームに悲鳴のようなSOSが届いた。「2人の子供がいる母子家庭です。8円しかなくてもう何もできず、もう生活できません。灯油がなくなってしまいます…トイレットペーパーも買えません。…電話が止められてしまいます…ちゃんと身分証を見せますので、どうか現金を貸していただけませんでしょうか」この女性は12月初旬に生活保護を申請しましたが、福祉事務所の相談員は「保護決定まで1カ月かかるかもしれない」と応えたそうです。生活保護を申請する意思が示された場合、福祉事務所は原則として2週間以内に生活保護の適用の可否を判断し、本人に文書で通知しなくてはならないと決められています。家族は待ち続けたが、クリスマスの夜に力尽きる状態だった。矢印(右)現在の容赦ない物価高騰で、電気・ガス・水道料金が払えず、全て止められて寒さと飢えに苦しみ、凍死する方や家族が増えるのではないかと、、「誰ひとり凍死させない。」共助では不可能だ。今年の冬、このような最悪の事態を予見して、解決しようと動く政治家がひとりでも多く、でてきてほしい。
➌今週になり、生活保護申請現場でも厳しい状況となっている。居所がない相談者には30日の東京都協議済みビジネスホテルを求めて多くの福祉事務所に対応頂いた。突然の厚労省通知があり、11月より、協議済みホテルの利用の条件を「やむを得えない場合」としていた部分を「"真に"やむを得ない場合」と強めに変更して福祉事務所の判断でホテル利用を認めるのでなく、事前に東京都に連絡、事前協議するよう求めている。ホテル需要が急速に回復していること、ホテル料金が高騰している事も要因と思うが、良心的な福祉事務所も、激しい攻防戦を支援者がおこなわないとホテル宿泊が困難となっている。多くの相談者が劣悪な無料低額宿泊所や施設に入所させられた経験があり、精神的課題を抱えていて集団生活が困難、この事が判っていながら、ビジネスホテルに代わる個室アパート型の一時居住住宅など借上げる事もなく、無低や施設入所が生活保護申請受理の条件となるような対応変更で良いのか、、私たちの個室シェルターも満室状態、、来週からの生活保護申請同行が辛い。
❹今日も蒲田で21時の駆けつけ支援、所持金は142円の20代の男性、対応終了後に向かった渋谷駅に近い区立美竹公園に22時頃到着、渋谷区は25日、渋谷駅に近い区立美竹公園を利用禁止にし、仮囲いを設置した。中に閉じ込められた野宿の仲間がいるにもかかわらず、渋谷区は入口封鎖、公園で生活していた人たちは閉め出されたという。封鎖された公園内は厳戒態勢の様相。公園の住人と支援者が対策協議中だった。真下の渋谷宮下公園から渋谷駅までの歩道にはハロウィンで大盛り上がり、哀し過ぎる光景だった。本当に頭が痛い。

コメント(0)

mixiユーザー
ログインしてコメントしよう!

生活保護者の集い 更新情報

生活保護者の集いのメンバーはこんなコミュニティにも参加しています

星印の数は、共通して参加しているメンバーが多いほど増えます。