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生活保護者の集いコミュのうつ病でも働き続ける人々の“理由”。「経験を語り合う」ことが助けに

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https://nikkan-spa.jp/1857554

うつ状態なのに体が勝手に動いて働けてしまう。だからこそ、苦しいー心と体が限界を突破しているのに動いてしまうその状態はゾンビにも喩えることができる。そんな人々が増えているという。その実態を追った。

うつを自覚しながらも働いている人が圧倒的


うつ病
うつ症状改善・リワーク・リカバリーを応援する目的で創設。効果を生んでいる

自身もうつ病を発症した経験から、’13年8月に任意団体「うつリカバリーエンジン」を設立した長谷川洋さん。月1回、長野県塩尻市内でうつ病の当事者を対象に「ガレージとーく」を主宰している。

これまで20〜70代の男女延べ645人が参加。休職中、就活中、就労中などさまざまな立場の人が、経験や思いを語り合ってきた。

「うつ病があるとわかった上で働いている参加者が多いです。理由は単純に、生計のため。生活保護や障害年金という手段もあるが、恥ずかしい、車を手放したら移動手段がないなどの理由で選択しない人が圧倒的に多い」という。



「経験を語り合う」ことが助けに


長谷川氏自身、再就職の難しさ、経済的問題などを経験しているので、彼らの気持ちも痛いほどわかるという。

「医者ではないので治療はできませんが、他の参加者も互いに経験を語り合いながら助言をし合っている。それが良い効果を生んでいるようです」

離職や自殺未遂を繰り返す人もいるが、正社員になったり、公認心理師の資格を取得したり、自助会を立ち上げた人もいるという。

「どんな形であれ前向きに生きられるお手伝いができるのはうれしいことです」

希死念慮を抱えながら生き続ける“パパゲーノ”とは


うつ病
写真はイメージです

“パパゲーノ”とは、「死にたい」という辛い気持ちを抱えながらも、死ぬ以外の道を選んでいる人、その人なりの理由で生きることを選択している人のことを言う。

その生き方は、「働けるうつ」状態にある人と共通点があるのではないか、と前出の「うつリカバリーエンジン」の長谷川さんは感じている。

「会に参加している人はほぼ全員、パパゲーノでしょう。たとえば、生きていかなければならないから働いているのもその人なりの理由ですから」



死への誘惑から踏みとどまらせるものとは?


どんな人の心の中にも多かれ少なかれ「死にたい」「死んで楽になりたい」という思いはあるのではないか。その度合いが浅いか深いかだけの差なのかもしれない。そんな、死への誘惑から踏みとどまらせるものとは。

「当会で言えば、多くが自分の周囲に自殺をした人がいて、その現場を見ているから同じことはできないという理由ですね」

長谷川さんの場合、うつ病がひどい時期に投身自殺を試みて助かった人の手記などを読んだことが抑止力になっている。

「だからこそ誰かと繋がって、自分の体験や気持ちを話すというのは効果的だと思います」

取材・文/週刊SPA!編集部

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