生活保護者の集いコミュの唐津市職員の不祥事相次ぐ３１日付けで５人を懲戒処分

https://www3.nhk.or.jp/lnews/saga/20220831/5080012578.html

職員の不祥事が相次ぐ唐津市は、事務処理を怠って生活保護の受給者への支給を遅らせた４８歳の職員を停職３か月の懲戒処分にしました。
このほか、ごみを山に不法投棄したなどとして、３１日付けであわせて５人の職員を懲戒処分にしました。

唐津市の発表によりますと、生活保護課の４８歳の男性係長はおととし５月からことし６月にかけて、通院費の立て替えや家賃補助などの申請書の事務処理を怠り、２０世帯が受け取るはずの扶助費の一部、あわせて１３０万円余りが支給されていなかったということです。

このため、３１日付けでこの男性係長を停職３か月としたうえ、主査職に降任させたとしています。

また、上司２人も戒告の処分としました。

これに関連して、当時生活保護課だった同僚の５２歳の男性係長も事務処理を怠り、１世帯に１２万円余りが支給されていなかったとして、戒告の処分としました。

このほか、当時税務課だった５１歳の男性係長はことし４月、段ボール２箱分のごみを唐津市七山の山に不法投棄していたとして、停職１か月の処分にしました。

唐津市では職員の不祥事が相次ぎ、今回、懲戒処分されたのはあわせて５人になります。

記者会見した、総務部のハマ口智部長は「市民の皆様の信頼を裏切る事態になり、改めて深くおわび申し上げます」と謝罪しました。