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生活保護者の集いコミュの反貧困ネットワーク 事務局長 瀬戸大作さん 日記 7/27

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7月27日(水)
❶二日連続して杉並区内で困窮状態にある相談者の支援に通っている。感じている事は、哀しい程の福祉事務所の対応だ。違法な対応をしている訳ではないのかもしれない。しかし憲法25条の理念どおりとなっていない。昨日は相談者と一緒に福祉事務所に訪問した。8050問題、80代の高齢の母と一緒に暮らす50代の女性、一緒に生活保護を利用している。母親が高齢化して浴槽が高くてお湯に入れない。布団ではもう寝れなくてベッドが必要だ。もう少し広い部屋に転居したい。優しくしてくれるお医者さんがいる地域に移管したい。女性は長い期間、転居を望んでいる。対応したケースワーカーと係長、特に男性係長は言う。「転居はダメといっていない、転居したい物件の図面を持ってきたら審査となる。」こんなやり取りが1年以上も続いていたという。女性も精神的困難を抱えている。結果的に、私が知り合いの居住支援法人と連携して福祉サービス付きの住まい探しをおこなう事となった。しかし何故、福祉事務所は上から目線でなく、寄り添ってくれないのだろうか。福祉事務所が持っているリソースを使ってくれないのか、、杉並区の居住支援法人協議会と連携してくれないのか、女性は何回も親子で死のうと思いながら私に連絡をくれた。何故、もっと優しく声をかけて動いてくれないのか、、
❷今日も杉並区内の都営団地に向かった。所持金7円の50代のひとり暮らしの男性、数日何も食べていない。精神的困難を抱えて障害年金だけで暮らす。福祉事務所に連絡したら「あなたはフードバンクはもう使えません。」フードバンクには利用回数などルールがある。ルールは守らないといけないと常に行政は言う。でもアパートの中でひとり空腹で苦しむ区民がいても「ルールだから」というのだろうか。
昨年も杉並区内の福祉事務所でコロナで仕事が激減して収入を失った音楽ライターの女性に「無料低額宿泊所に入所しないと生活保護は利用できない」と追い返した。もう杉並区では生活保護を利用したくないと、、私が別の自治体で生活保護申請同行してビジネスホテルを経由、時間もかからず現在は、アパートで暮らして働きはじめて生活保護から卒業している。杉並区では「居所がない相談者は3カ月〜6カ月はアパート暮らしは基本認めない」この方針に対し二年前に闘いとなった。こんな状態では僕らも居所がない相談者に「杉並区の福祉事務所だけはいくな」と言うしかなかった。
●杉並区長に着任された岸本さとこさん、私は岸本さんが掲げた「対話から始まる みんなの杉並構想」を大切にいつでも見れる状態にしている。特に以下の二点が好きだ。
〇ほんらい、生活保護を利用できる世帯の方が利用できていない状況は、区の責任でもあります。何が利用の障害になっているのか調査し改善します。区として街頭生活相談を実施します。
○生活に困っている人がいないか地域を訪問しての聞き取り活動を強化します。お年寄りや障がいをもっている人は、なかなか区の窓口まで行くこともできません。窓口で待つ福祉だけではなく、「訪問する福祉」を実現します。
●いつの間にか硬直してしまった杉並区の福祉事務所、その背景は何か、岸本さんは市職員と徹底的に対話すると行動をはじめていると聞いた。岸本さんを支えていこう。だから、ぜひ現状を変えてほしい。僕らは現場で粘り強く伴走して現場から発信を続けたい。「福祉事務所に相談しても冷たくされた。もう死ぬしかないと考えたけれど最後に連絡したんです。」こんな事なくしたいから、
●夜のSOSも辛過ぎた。どこの区は現在、公開できない。21時に待っていた女性は50代で杖をついていた。娘さんと一緒にホームレス状態だった。生活保護を利用しているが住んでいたアパートが取り壊しとなった。退去時までにアパートが決まらず、4月から野宿状態となった事をケースワーカーは知っている。女性や家族が一時的に居住できる宿所提供施設の個室アパートを何故提供しなかったのか。保護責任の放棄だ、やりきれない。来週に区議さんと一緒に福祉事務所にいく。事情説明を求め行政の責任で安心できる居所を求める。それまでの間、反貧困ネットワークで居所を提供している。もう心配ないからね。

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