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NPO法人北関東医療相談会など困窮する人々を支援する団体が17日、群馬県庁で会見を開き県内での相談件数などを発表した。現場で生の声を聞く会の幹部らは、命を落とす人もいる現状に危機感を募らせている。22日には太田市で無料で食品などを受け取れる相談会も開く。
群馬民医連（群馬県民主医療機関連合会）は電話や対面の相談会などで生活についての相談を受けてきた。2020年4月から2年間で寄せられた相談は649件。支援の内訳は▽食品提供458人▽生活保護申請への同行64人▽路上・車上生活からアパートへの入居27人などだった。自死しようとする人も多く、「死にたい」などメールが来ることもあった。実際に亡くなった人もいた。
「支援が広がっていかない限りは死者が出る」。こう話す北関東医療相談会の長沢正隆事務局長によると、技能実習生など外国人の貧困も深刻だという。時給300円で働かされていた人や、医療を十分に受けられず死産した女性もいるという。「外国人のためのセーフティーネットがまるっきりない」
同会は22日午前10時から午後3時まで、太田市の太田公民館東別館（同市東本町）で相談会を開く。外国人向けの医師による無料の健康診断は事前予約が必要。長沢さん（午後7〜10時、090・9309・2067）まで。当日朝まで受け付ける。
国籍に関係無く、弁護士らが生活相談を受けるほか、正午からは食品や衣類などを無料で配布する。問い合わせは同会（080・5544・7577）まで。（川村さくら）
NPO法人北関東医療相談会など困窮する人々を支援する団体が17日、群馬県庁で会見を開き県内での相談件数などを発表した。現場で生の声を聞く会の幹部らは、命を落とす人もいる現状に危機感を募らせている。22日には太田市で無料で食品などを受け取れる相談会も開く。
群馬民医連（群馬県民主医療機関連合会）は電話や対面の相談会などで生活についての相談を受けてきた。2020年4月から2年間で寄せられた相談は649件。支援の内訳は▽食品提供458人▽生活保護申請への同行64人▽路上・車上生活からアパートへの入居27人などだった。自死しようとする人も多く、「死にたい」などメールが来ることもあった。実際に亡くなった人もいた。
「支援が広がっていかない限りは死者が出る」。こう話す北関東医療相談会の長沢正隆事務局長によると、技能実習生など外国人の貧困も深刻だという。時給300円で働かされていた人や、医療を十分に受けられず死産した女性もいるという。「外国人のためのセーフティーネットがまるっきりない」
同会は22日午前10時から午後3時まで、太田市の太田公民館東別館（同市東本町）で相談会を開く。外国人向けの医師による無料の健康診断は事前予約が必要。長沢さん（午後7〜10時、090・9309・2067）まで。当日朝まで受け付ける。
国籍に関係無く、弁護士らが生活相談を受けるほか、正午からは食品や衣類などを無料で配布する。問い合わせは同会（080・5544・7577）まで。（川村さくら）
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