生活保護者の集いコミュの反貧困ネットワーク　事務局長　瀬戸大作さん　日記　3/24

3月24日（木）
❶午後から反貧困ネットワークの顧問弁護士である林弁護士の事務所で生活保護申請同行後にフォローを続けている女性の法律相談、相談中にも反貧困の事務所に来て私が法律事務所にいると聞いて駆けつけた女性相談者が来てしまい、事務所スペースを借りて連続相談、福祉事務所が紹介した不動産屋さんのアパート探しがうまく進んでいない。来週、連携している不動産屋さんにいってアパート探しを急ぐ。ある福祉事務所から聞いた話だと最近、生活保護決定した半数以上が女性だそうだ。この1週間、ＳＯＳが急増して対応しきれない状況にあります。女性も増えています。手に負えない状態にきています。駅の地下道にもホームレスの方の数が顕著に増えています。「殺すな」この国は身近で「殺される」状況にある人々に現在も無関心なのです。
❷今晩のＳＯＳ、1月に京王線沿い、甲州街道に面するガソリンスタンドで待ち合わせた50代の男性で日本食の料理人、働いていた飲食店が潰れ、職を失いアパートも失った。、所持金ゼロ、所持金3000円状態で新宿福祉事務所に生活保護の相談にひとりで向かった。対応した相談員は「働けるんだからもう少し頑張れ」と追い返された。福島原発事故後に山本太郎さんと南相馬の震災ボランティアで一緒だった。数日後の生保申請同行日に現れなかった。前日にコロナに感染してホテル療養していた。その後に日雇いで食いつないだが力尽きた。「今さらまた福祉相談をお願いできる立場ではありません。せっかくご親切にしてくれたのに本当に申し訳ありませんでした。静かに消えて行きます。」同じ場所に駆けつけた。今度こそアパート暮らしを始めよう。来週に生保申請同行に再チャレンジ！
➌次のＳＯＳは同じ世田谷区の下北沢、若い青年が待っていた。仕事を失いアパートも家賃未納で追い出され、ネカフェ暮らしていたが所持金が尽きた。16時頃に世田谷区内の福祉事務所に電話したが「もう対応できない」何と私の携帯電話を教えたらしい、「きっと助けてくれるよ」これっておかしくないかな。福祉事務所の営業時間内なのに！福祉事務所は時間どおり営業時間を終了して民間の支援団体が夜の20時に駆けつける。怒るよりも呆れてしまった。来週月曜日に携帯電話を勝手に教えて対応を丸投げした福祉事務所で生活保護申請に同行する。待ってろよ！そんな気分です。対応後に練馬区内のシェルターでプチ面談を終えて22時頃に帰宅、、今日もお疲れさまでした。