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生活保護者の集いコミュの生理を知らぬまま初潮に…「生理の貧困」に悩んだ女性が担任に言われた絶望の一言

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https://news.yahoo.co.jp/articles/d40cd0bee5b7b44ef8830bdff97a12069f7ac21b

 「生理の貧困」という言葉が、今年、にわかにSNSやニュースで頻繁に取り上げられるようになりました。支援対策なども行われ、注目されるようになった一方で、その認識はまだまだ広く浸透しておらず、「ナプキンが買えないくらい経済的に困窮している人のこと?」「貧困は生理だけに限らないのになぜ特別視されるのか」など様々な認識や意見があるように感じます。

【漫画を読む】生理の貧困に悩んだ女性が語る、担任の先生に言われたつらい一言

 今回、FRaUwebでは「生理の貧困」当事者だったAさん(30代女性)に取材をさせていただきました。お話を伺ってわかったのは、この問題は経済的な問題以外にも幼少期の親子関係など様々な要因があり、ひとくくりに「貧困の問題」として捉えるのが難しいということです。

 当事者として悩み続けてきたAさんの経験を取材し、人気インスタグラマーで漫画家のまめねこさん(@ma.me.ne.ko)にそのエピソードを描き下ろしていただいたものを、全3話にわけてお伝えします。まずは第1話・前編からご覧ください。(取材・文/細川麻衣子)

 ※一部、親から子への暴力や暴言の描写があります。閲覧にご注意ください

家には居場所がなかった
 Aさんが初潮を迎えたのは6年生の時。下着についてしまった血を見てとっさに思い浮かんだのは「何で下着を汚したのexclamation & question」と責められるのではないか……という想像からきた、鬼のような母の形相だったという。

 「私の家族は父・母・私・弟の4人家族で、周りからはいたって普通の家族に見えていたんじゃないかなと思います。でも、母は私に無関心で、可愛がっていたのは弟だけ。毎日暴言を浴びせられていました。父は酒癖が悪く暴力もあり、私にとって、家は落ち着ける場所でもなんでもなかったんです」

 家に居場所がない――すでに小学生の時から、はっきりとそう感じていたというAさん。

 「そんな状態だったので、悩みがあっても親に相談なんてとてもできませんでした。生理が始まってからは、特にそのつらさが増したというか……。血は出てくるし、お腹は痛くなるし。さらに当時は生理用品に対する知識もなかったので、トイレットペーパーを使って毎月をしのいでいました。

 家のトイレで1度に使えるのは手に2巻き程度で、それ以上使ったら母に怒られていました。だから、生理になったら毎日学校のトイレで、トイレットペーパーをたくさん巻いて作って、ナプキン代わりにしていました。だけど、50分の授業もしのげずに服や椅子を汚してしまうことはしょっちゅう。誰にも相談できず本当につらかったです。ただ、一度だけ、学校の先生に相談したことがあるんです。でも……」

 つらい状態を脱したくて、学校の先生に相談したときに返ってきた、ある言葉がある。それはAさんの心を折るほどの衝撃だったという。

 ―――それって、あなたがそう考えているだけじゃない? 親にとって子どもは可愛いに決まってるんだから―――

 「先生に相談したら親に報告されてしまうんじゃないかという恐怖が一番大きくてなかなか言い出せなかったけれど、それでも勇気を出して相談したんです。でも、先生の“親は子どもを可愛いと思っていて当然”という固定観念によって、私が必死に伝えた言葉は、簡単に否定されてしまいました。私は、親に言えないから先生に相談してるのに。

 この、“親は全員、絶対、子どもを愛している”みたいな考え方が本当につらかったそんな親ばかりじゃないから、私みたいに悩む子どもがいるわけです。でも当事者がどんなに主張しても、思い込みでそれを否定されてしまう。当時はそれ以上どうすればいいかなんて考える余裕もないまま、ただただ絶望するしかなかった」

 それから高校生になるまで、毎月くる生理に悩まされ続けたAさん。第1話・後編【「生理の貧困」に悩んだ女性が語る…高校生で初ナプキン、部活でのありえない仕打ち】では、部活動での大変だった体験などもお伝えします。

まめねこ(漫画家・インスタグラマー)

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