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生活保護者の集いコミュの貧困問題が拡大した「2021年 流行語」10選。もう死ぬしかないですか、子供ガチャetc.

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https://news.yahoo.co.jp/articles/5c3ae96da7ff7495d53952840396445155681481?page=1

2021年流行語大賞は「リアル二刀流/ショータイム」が年間大賞に選ばれた。それを表とするならば、界隈ごとに盛り上がった裏流行語がある。ジャンル別に“世相を反映した”言葉を一挙紹介。今回は貧困編。

コロナ禍による格差拡大で貧困問題
 コロナ禍で格差はさらに広がり、深刻化する貧困問題。「貧困は自己責任だけでなく、生まれ持った素質や家庭環境が大きく作用すると多くの人が実感した1年だった」と作家の吉川ばんび氏(@bambi_yoshikawa)は振り返る。

「本家の流行語大賞トップ10に入った『親ガチャ』に対して、逆に親も子供を選べないという意味の『子供ガチャ』が誕生。また経済状況によって『リモート格差・IT環境格差』に苦しむ若者が多く、社会問題となった。その結果、『そもそも自分は生まれてこなければよかった』と考える『反出生主義』なる思想まで、ツイッターのトレンド入りしました」

 貧困は若者に限った話ではない。サントリー社長が「45歳定年制」の可能性を示したことが話題に。

「リストラで、社会的に救済されにくい、いわゆる“弱者男性”が増えていく。正しい情報も選択できずに『ガラスの地下室』、つまり過酷な環境で働かざるを得ない。そんな人が映画『ジョーカー』を見たら、主人公と自分とを重ね合わせて、社会への鬱憤を晴らそうと、凶行に走ることがあるかもしれない。孤立しがちな社会では、そこまで人を追い詰めてしまうんです」(吉川氏、以下同)

弱者から切り捨てられていく現状
吉川ばんび氏

 困窮者を救うはずの公的な支援が受けづらい現状にも問題がある。

「コロナで経済的に打撃を受けた人への貸し付け制度はありますが、返済の見通しがある人にしか貸し付けない。その手続きも煩雑で、『国は支援金を国民に受け取らせないようにしている』と批判が殺到。『もう死ぬしかないですか』という言葉がSNSに溢れていた」

 来年は「社会の搾取構造がより強固になっていく」と氏は続ける。

「世の中が不景気になるほど弱者から切り捨てられていく。経済やデジタル格差はさらに広がってしまい、すべてを搾取される貧困の連鎖からさらに抜けられなくなる」

 煩雑な貧困問題の抜本的な解決にはしばらく時間がかかりそうだ。

貧困部門 流行語ベスト10
10位 配られたカードで勝負するっきゃないのさ
「スヌーピーの名言。『自分に与えられた環境で生きていくしかない』という意味。ツイッターや5ちゃねんねるで取り上げられて、話題になっていた」

9位 ガラスの地下室
危険な職種や事故のリスクが高い過酷な労働環境で、「使い捨てられている」現実を表現した言葉。「弱者男性論と併せて使われることが多かった」

8位 もう死ぬしかないですか
「自分で正しい情報が摑めない『デジタル弱者』という言葉が生まれて、公的支援の手続きが煩雑でなかなか支援されない現状を揶揄して使われた言葉です」

7位 反出生主義
コロナで生活が立ち行かなくなり、「世間の役に立てない」という自己肯定感の欠如から、「生まれなければよかった」という思想が若者を中心に流行した

6位 45歳定年制
サントリーHDの新浪剛史社長が、「45歳定年制にして会社に頼らない仕組みが必要」などと発言して話題に。「ミドル世代を体良くリストラするための言い訳」

貧困編の1〜5位は?
筑紫女学園では、企業から寄付された生理用品を「生理の貧困」に苦しむ学生を対象に無料配布した

5位 リモート格差・IT環境格差
「コロナ禍でリモートワークやオンライン授業など、インターネット通信環境にも格差が生まれ、貧困家庭ほど不利になるため社会的にも問題視された」

4位 子供ガチャ
子供は親を選べないように、親も子供を選べないという意味の言葉。元農林水産省事務次官が引きこもりの息子を殺害した’19年の事件などが再注目された

3位 ジョーカー
映画『ジョーカー』の主人公に感化される弱者男性が増えている。「失うものがない無敵の人」の象徴。10月に京王線で起きた刺傷事件も大きく影響した

2位 生理の貧困
経済的に困窮して生理用品を買えない女性がNHKの番組で取り上げられ大きな話題に。「これを機に寄付が行われたり、役所も支援に動いたりしていた」

1位 #タワマン文学
ツイッターを中心に富裕層を揶揄するようなハッシュタグが流行した。「『タワマンの上層階では生きるには酸素ボンベが必要』など、大喜利形式で投稿する」

【番外編】無課金ユーザー
「親ガチャ」に失敗した人を表す言葉。「ソーシャルゲームでは課金するほど装備やステータスが強くなることに例えて、自虐的に使われるようになった」

<取材・文/週刊SPA!編集部 写真/時事通信社>

【選者・吉川ばんび】
ノンフィクション作家、コラムニスト。貧困や社会問題など自身の体験をもとに執筆している。著書に『年収100万円で生きる-格差都市・東京の肉声-』(扶桑社)

bizSPA!フレッシュ 編集部

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