生活保護者の集いコミュの反貧困ネットワーク　事務局長　瀬戸大作さん　日記　11/10

11月10日（水）
❶杉並区高円寺福祉事務所で違法な対応をされたとフリーランスの女性、ひとりで生保申請手続きへ行くと、今日から施設へいけ。とにかくいますぐ施設に入らないと申請はできないと一点張り。厚生労働省のHPにも「施設に入ることに同意することが申請の条件ということはありません」と書いてある。本人の希望もあり、他の福祉事務所で生保申請同行して、今日無事にアパート入居、しかしここの福祉事務所も不親切の極み、こちらから言わないと布団すら支給しない。何とか間に合わせての引っ越し作業、共通の好きなミュージシャンと判ったソウルフラワーユニオンの「インターナショナル」「極東戦線異状なし」をカーステレオで流しながら一緒に歌ってのビジネスホテルから新居への移動、近いうちに違法対応を繰り返す福祉事務所粉砕音楽フェスと事務所前でコタツ鍋パーティーを開催しよう！今日からは支援する者と支援される関係ではなくなり同志となった。
❷午後は北区役所に移動して北区在住の相談者の生活相談で日本共産党の山崎たい子区議を訪問、北区で何かあった場合は、いつもいつも山崎さんが迅速に対応してくれる。相談内容は、高齢者診療と経済問題など複合的、このような場合は地域での伴走が必須、チームで伴走していく。
➌夜は車上ホームレスの60代の男性、コロナで仕事を失い、都内のマンションは強制退去、4月から車上生活、４０社応募するも高齢である事もあり、仕事に就けず所持金５００円、
車で私の自宅前まで来てくれた。都内では生活保護申請しても車の保管場所が高い。近県の支援団体の友人に相談したら、車を乗り続けても生保が利用できるように申請同行してシェルターも用意できるよと嬉しい答え、福祉事務所に生保同行するまでの生活費とガソリン代を給付する。これから寒くなる。間に合って良かった。おじさんは泣いていた。