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生活保護者の集いコミュの知らないと損する…年金をもらいながら「生活保護」も受けられる、意外な制度

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https://gendai.ismedia.jp/articles/-/88861

貯金がどんどんなくなる不安
1年前、茨城県在住の田中さん夫婦の生活は想像を絶する苦しいものだった。八百屋を営んでいた夫・義男さん(72歳・仮名)と妻・涼子さん(78歳・仮名)の二人の国民年金はあわせても月に13万円しかない。

生活費を補填するため、義男さんは近所の業務スーパーでアルバイトをしていたが、それでも世帯収入20万円足らずだった。さらに昨年、義男さんはまさかの出来事に襲われてしまう。

「コロナに感染してしまったんです。幸い軽症でしたが、職場では私が初めての感染でした。田舎だから感染者への周りの視線は厳しく、回復した後も復帰する勇気を持てなかった。うつ病にかかってしまい、パートをやめたんです」(義男さん)

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Photo by iStockPhoto by iStock


夫婦は食費を切り詰めたが、それでも少ない貯金がどんどん目減りした。こんな経済状況で病気にでもかかったらどうなるのか。田中さん夫婦の眠れない夜が続いた。

しかし、いま現在、妻・涼子さんの顔は晴れやかだ。

「昨年暮れに生活保護を申請したのです。当時はほぼ一文無しだった私たちですが、逆に貯金があったら申請は通らなかった。勇気を出して申請して本当に良かったです。いま、受給前に抱えていた不安はなくなりました」

生活保護受給で気をつけたいのが、田中さん夫婦のように「年金をもらいながらでも受給できる」という点だ。前出の黒田尚子氏が言う。

「国民年金などを受け取りながらも月の収入が一定額に満たない場合は、不足分を受給できる仕組みになっています」

田中さん夫婦の場合は年金収入は13万円。現在は夫婦二人の世帯収入が約18万円に満たない場合、不足分を生活保護で補填してくれる制度がある。夫婦は約5万円分の支援を受けている。



田中さん夫婦にとって、生活保護を受け始めて一番安心できたのは、「医療費がタダ」になったことだという。受給が始まると健康保険の資格は喪失するが、福祉事務所から医療券をもらい、指定の医療機関で無料で診てもらえるようになる。

医療扶助は手厚くとも、娯楽などは一切取り上げられてしまう—。そんなイメージを持っている人もいるかもしれないが現実は違う。涼子さんが言う。

「スマホもパソコンも持っています。最近はYouTubeで昔の歌番組を見るのにハマっています」

地域での普及率が70%を超える必需品であれば生活保護を受けながら所有していい決まりがある。

思わぬ事態に窮しても心配は無用。生活保護を受ける用意さえあれば、人生は立て直せる。

『週刊現代』2021年10月23・30日号より

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