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生活保護者の集いコミュのコロナ貧困者の声「安全な場所にいるお前らに、俺らの気持ちがわかるか!」

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https://news.yahoo.co.jp/articles/151322a54709667e680614ccd0a9e62090bc584c

 新型コロナは多くの失業者を出すなど、“貧困パンデミック”とでも言うべき状況が生まれている。生活困窮層は分厚くなり、さらに下流の“底”がヒビ割れ奈落に落ちる人も……。そんなニッポンの貧困のリアルとは?

⇒【マンガで読む】実際にあった貧困の実態

新型コロナの爪痕。深刻な生活困窮者が増え続けている
「明るい日本の未来を目指して努力をする覚悟であります」

 9月29日、自民党総裁選で新総裁に決定した岸田文雄氏の挨拶の一文だ。総理が代わると同時に、長い呪縛が解けたように新型コロナは収束に向かっている。緊急事態宣言も明け、ようやく日常が戻る――期待に胸弾ませる国民が多いかもしれないが、貧困層が大きく拡大したことを忘れてはならない。

 厚生労働省によれば、新型コロナウイルス感染症に起因する解雇等見込み労働者数は、’21年10月8日時点で11万8317人。うち非正規雇用者は5万4152人。つまり、非正規だけでなく正規雇用(正社員)の人たちもコロナ失業していることになる。一般的な“中流層”にいた人たちが、下流に転落してしまった事実があるのだ。

すでに下流にいた人たちは?
 では、すでに下流にいた人たちはどうなったのか? 生活保護問題に詳しい行政書士の三木ひとみ氏がこう解説する。

「これまで生活保護の相談は40〜50代の非正規労働者からが多かったのですが、コロナ禍で最近は10〜20代の割合が高まっています。『アルバイトしていた店がなくなった』や、『親がリストラされて、自分もバイトがない』など、全世代で深刻な生活困窮者が増えています」

 そう、コロナは貧困までもパンデミックさせていたのだ。

貧困当事者から怒りのメール
 数多くの貧困の当事者を取材するジャーナリストの吉川ばんび氏も、困窮者たちは心身共に追い込まれていると語る。

「私が今年、生活保護を勧めるウェブ記事を公開したところ、貧困当事者数人から『安全な場所にいるお前らに、俺らの気持ちがわかるか!』という趣旨の怒りのメールが届くようになりました。

 一人の男性に詳しく聞けば、所持金が30円しかないと打ち明けてくれました。彼らはコロナによる貧困で徹底的に疲弊してしまい、国に対して強い不信感を持っています」

 誰もが貧困に陥る時代に来ているのだ。

【行政書士 三木ひとみ氏】
行政書士法人「ひとみ綜合法務事務所」所属。リクルート勤務を経て’15年に行政書士に。これまで1万人以上の生活保護申請業務を行ってきた専門家だ

【ジャーナリスト 吉川ばんび氏】
貧困や機能不全家族の問題について自らの生い立ち、貧困体験をもとに執筆や問題提起を行う。著書に『年収100万円で生きる-格差都市・東京の肉声-』

<取材・文/週刊SPA!編集部 漫画/北村永吾>

―[貧困パンデミック]―

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