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生活保護者の集いコミュのコロナ禍で生活苦の人支援 28日に「なんでも相談会」 和歌山

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https://digital.asahi.com/articles/ASP8N73DGP8MPXLB00C.html

28日のフードバンクで配る食料品や生理用品など=2021年8月20日、和歌山市有本、下地毅撮影
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 コロナ禍で生活が苦しい人のための「フードバンク&なんでも相談会」が28日午後1時から午後3時まで、和歌山市有本の旧生協こども診療所(国道24号沿いの和歌山生協病院となり)である。

 和歌山中央医療生活協同組合と県民主医療機関連合会が共催する。当日は、「仕事がない」「健康に不安がある」「食費を切りつめている」といった人に、食料、生理用品や洗剤といった日用品、子どもの文房具などを配る。医療費や保険料、公共料金などの支払いに困っている人の相談にも生活困窮者支援の専門家が応じて解決策を一緒に考える。

 病気を患っているのに金銭的な問題で医療を受けられない人は、和歌山生協病院や診療所がしている「無料・低額診療事業」につないでいく。社会福祉法にもとづく事業で、困窮度に応じて医療費の自己負担金の減額や免除が受けられる。

 また主催する両団体は前日の27日まで、食材(米、カップ麺、レトルト食品、缶詰、水など日持ちするもの)や日用品の提供と、これらを買うための寄付金を募っている。問い合わせは、和歌山中央医療生活協同組合(〒640・8390 和歌山市有本138の14 電話073・474・5121)か、県民主医療機関連合会(〒641・0012 和歌山市紀三井寺811の5 電話073・441・5090)へ。

     ◇

 県民医連は19日、電話で受けてきた「いのちの相談」活動の概要を公表した。コロナ禍にあって、生活困窮者を支える「公助」が機能していないことがうかがえる内容だった。

 象徴的なのは、「仕事が無くなって収入が激減した」「受診するお金がない。毎日ジャガイモばかり食べている」「もう死ぬしかない」と訴えてきた男性だ。生活保護の利用をすすめたが、「家族に知られたくない」と拒んだという。

 利用をためらうのは「恥」の意識からだ。2012年、タレントの家族が生活保護を使っていたことに一方的非難が起こり、政治家も騒動に便乗して「恥」意識をあおる様子が見られた。家族に知らせる行政の「扶養照会」には国の通知でいろいろな「歯止め」がかけられているが、なかなか広がっていない現状もある。

 やはり「死にたい」と電話をかけてきた60代の男性は、月数万円のアルバイトを解雇され、家族の介助にも追われているという。生活保護を使っているものの、電気代を節約するために今夏はエアコンをまったく使っていないという。

 12年の「生活保護バッシング」後、生活保護費は大幅に削減された。

 「生きているのがいや」「米は高いので小麦粉を食べている」……。こうした相談内容を分析した和歌山生協病院の長谷英史・医療相談員は「自助も共助も限界。公助が前面に出ないと破綻(はたん)する」と話した。(下地毅)

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