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生活保護者の集いコミュの「誰の命も価値は同じ」 映画監督・飯田さん 路上生活者描いた作品公開 差別発言受け

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https://www.tokyo-np.co.jp/article/125321

「メンタリスト」を名乗るDaiGoさんが、ホームレス状態にある人や生活保護利用者に差別発言をしたことが問題となる中、新宿で路上生活をしていた男性を追ったドキュメンタリー映画「あしがらさん」が今月中旬から、動画配信サイト「ユーチューブ」で無料公開されている。監督の飯田基晴さん(48)=横浜市=は「誰の命も価値は同じ。路上に生きる人たちがいることを伝えたい」と話す。公開は八月末まで。(中村真暁)
【関連記事】DaiGoさんの差別的発言「優生思想そのもの」 困窮者支援4団体が緊急声明で批判
 映画は二〇〇二年制作。新宿の路上で二十年以上暮らし、「あしがらさん」と呼ばれた六十代男性が、地域の中に居場所を見つけていく三年間を記録した。
 飯田さんは二十代から路上生活者へのボランティアをしてきた。大都会の中心でごみをあさり、ビルの軒先で眠るあしがらさんが、配られた豚汁を「うまかった」とたいらげる様子に引かれ、撮影を始めた。
 あしがらさんは当初、心を閉ざしていたものの、入院先で飯田さんの見舞いを受けたり、愚痴を聞いてもらって笑い合ったりする中で、次第に表情を取り戻していく。あしがらさんは二〇一六年六月に亡くなった。
 DaiGoさんの差別発言を知り、「大切な人たちや、彼らと過ごした時間が否定された気がした」と飯田さん。差別や偏見は自らを含めて誰にもあると考えるが、「何かを発信する前に、傷つく人がいないか考えるのが他者への配慮。誰もがネットで発信できる今、自省を欠いた言動が広まっている」と話す。
 昨年は渋谷区のバス停で路上生活とみられる女性が殴られ命を落とし、岐阜市では路上生活の男性が少年らに襲われて亡くなった。飯田さんは「社会の息苦しさのしわ寄せが若者に行き、ストレスをためた若者が発散の矛先を路上生活者らに向ける。差別発言をそのままにしたら、また事件が起きかねない」と憂慮する。
 映画が十三日夜に公開されると、会員制交流サイト(SNS)などで広まり、十七日現在で二万三千回以上再生された。ネット上には「誰もが当事者の立場になって考えてみることを当たり前にしなきゃいけない」「あしがらさんの笑顔になぜか涙が出た」といった感想が寄せられている。
 飯田さんは教育現場でホームレスの人たちの人権を考える授業もしてきた。「なぜ人が住まいを失うのか、社会的な背景を含めて考えるための問い掛けをしたい」
 DaiGoさんは今月七日、ユーチューブで「ホームレスの命はどうでもいい」などと発言。支援団体などから批判が巻き起こっている。

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