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生活保護者の集いコミュの北九州市、生活保護の扶養照会で詳細報告求める 議会から疑問の声

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https://news.yahoo.co.jp/articles/24da415e3c6b54dc1807b57fb041152782046227

 北九州市が生活保護申請者の親族に対し、援助の可否を問い合わせる「扶養照会」を実施する際に、親族の個人情報や収入、負債などの詳細な報告を文書で求めていることがわかった。12日の市議会では議員から疑問の声が続出。市は改善へ向けての検討を表明した。

 文書は「扶養届書」。生活困窮者を支援する「小倉生活と健康を守る会(小倉生健会)」が情報公開請求で入手した。申請者への精神的、金銭的な援助の可否などに加え▽親族の家族の氏名、続き柄、生年月日、職業、勤務先、平均月収額▽家屋や宅地、田畑など親族保有の資産の面積▽住宅ローンなど負債内容と月や年ごとの返済額、返済の終了予定時期――の記入を求める。源泉徴収票や給与明細書、ローン返済予定表などの添付も求めている。

 扶養照会は生活困窮者に生活保護申請をためらわせる主因と問題が指摘されている。一方で厚労省は「扶養は保護の前提条件ではない」との見解を示し、コロナ禍を受けて照会の柔軟な運用を認める通知を出している。小倉生健会は「扶養届書」について「扶養が保護の前提であるかのように親族に誤解させ、申請者と親族の関係を悪化させかねない」と問題視。改善を求める陳情を市議会に提出し、12日には保健福祉委員会(10人)が陳情を審査した。

 市は、文書は厚労省が示したモデルに準拠したもので、改める必要はなく、記入も任意と説明。しかし文書にその旨の記述はなく、各会派からは「私が親族でもこの文面では戸惑う」「憲法25条の生存権をまず説明すべき」などの意見が噴出した。永富秀樹・保健福祉局長は「誤解を招く部分は改めるよう議論したい」と答弁。陳情は継続審査となった。

 小倉生健会の八記博春会長は「答弁は大きな前進。同様の文書は全国的に出されているとみられ、北九州から改善への動きを広げたい」と話した。【伊藤和人】

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