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生活保護者の集いコミュの反貧困ネットワーク 事務局長 瀬戸大作さん 日記 4/29

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4月29日(木)
❶一般社団法人反貧困ネットワークの第1回理事会を開催した。4月に入り深刻化する若者や女性からのSOSが続く。もう暫くは、減少する事はない。「死のうと考えた」「ひとりぼっち」「助けてといえなかった」コロナ感染拡大が1年以上も続けば多くの人々の精神が壊れていく。悲鳴の声が増え続ける状況に対応できる相談体制、特に駆けつけだけでなく、生活保護申請から孤立化防止や就労ケアまでの相談員人員の補充を早急にすすめたい。担当の原さんが外国人支援でフル稼働、体制強化が必須だ。ゴールデンウイークに開催する大人食堂も組織あげて対応していく。
❷終了後の21時30分に新宿区内で30代女性からのSOSに駆けつけた。美術大学出身でデザインの仕事をしていたがブラック企業で鬱病になり派遣の仕事をしていたが雇い止めされた。ネットカフェを転々としてきたが所持金が尽きた。TBSのNEWS23を観て連絡をくれたという。生活保護を利用してアパート暮らしを始めようと提案したが、友人宅に泊めてもらうという。約束は1週間、少しの間だけだ。1週間だけ仕事を探してみたいという。もし仕事がなければ連絡をさせてほしい。生活保護を利用する方向で考えると、、ずぶ濡れの雨の中で、、
❷月曜昼に姿を消した30代の女性、先々週の日曜日、深夜の公園のトイレからSOSを受けて駆けつけた。福祉事務所でのケースワーカーとの面談で辛かった過去がフラッシュバックした。「みんなに迷惑をかけたくない。とても心配してくれて嬉しかった。でも私は私で生きていく。」といって姿を消した。出会った時に「瀬戸さんは希望になってくれますか」と言われた事が頭から離れない。泪橋で一緒に食べたキーマカレー弁当、今晩はまた野宿しているのであろうか。生きていてほしいと考え、着信拒否の電話に電話をかけ続けて、メールを打ち続けた。失踪して3日目の今日、メール返信が来た。でももう会えないという。私より他の相談者を大事にしてほしいとメールのやり取りが途絶えた。反貧困ネットワーク理事会を終えて移動する車中、外は大雨だ。彼女は大雨の中で平気だろうか、、電話をしてみた。着信拒否だったはずの電話が繋がった。全く違う公園で野宿していた。理事会に参加していた以前に所持金1円状態で支援して現在はアパート暮らしをしている20代の女性のAさんも「私も同じ経験をしています。今度は助ける側になりたい」と言って一緒に車に乗り込む。公園で会えた。4日間振りの再会だった。生きていてくれて、また帰ってきてくれた。それだけでいいんだ。辛かった過去の経験を僕はすべて解るわけはない。でもいつでも帰れる場所をつくって待っている。
深夜の12時の公園、三人で泣いて笑った。

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