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生活保護者の集いコミュの反貧困ネットワーク 事務局長 瀬戸大作さん 日記 4/16

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4月16日(金)
路上からの悲鳴のようなSOSが続いた。駆けつけ支援をおこなう事はイコール生活保護申請同行で福祉事務所に向かう日程を組み込む。20代と女性が急増、既に来週昼間のスケジュールがほぼ埋まってしまった。昼間は福祉事務所、夜は駆けつけ支援、支援崩壊状態が続いている。出版予定の本の最終原稿が書けない。どんどん出版が遅れていく。
❶今日午前の福祉事務所での生保申請同行は、20代女性ふたり同時の申請となる。同じビジネスホテルに緊急宿泊していたので迎えにいく。福祉事務所に向かう最中にパトカーに追いかけられる。若い女性を連れて何しているんだ!と職務質問、反貧困ネットワークの名刺を見せると最敬礼!
今日は、さすがに大変過ぎるので、信頼する女性支援団体のkさんに来て頂いて強力なサポート、1月に大学を辞めた女性、地方から東京にでてきて警備会社から雇止めされて即時に社員寮から追い出されて駆けつけた女性、それぞれが「生きづらさ」を抱えていた。単なる生活保護申請同行で終わらない。女性相談支援員と一緒に今後を考えていく。しかし二人同時の同行支援は本当にクタクタになる。
❷昼ご飯を食べる余裕もなく、ベトナム人女性Tさんの住むシェルターに向かう。インドシナ難民(定住者)の2世で自身も定住者資格を持っていたが2020年夏にコロナ禍で通訳の仕事を失い悩んでいるうちに在留資格更新の機会を失い、家賃未払いで退去を迫られた。SOSを受けて一緒にマンションから荷物を運び出し、シェルターで保護を開始した。入管手続きを経て在留資格を回復、一緒に生活保護申請にいってアパート入居が決まった。今日は一緒に家具什器選び、来週に念願のお引越しです。支えてくれた「山谷ほしのいえ」の中村シスターも駆けつけてくれました。SOSを受けて駆けつけた当時は「この世の果て」状態だったTさん、現在は多くの支えでとても明るくなり、お会いする時はいつも笑顔です。企業組合あうんの中村さんは「どっこい食堂でベトナム料理を作ってよ」とリクエスト!
本当に本当に良かったです。今度は一緒に笑顔で働ける仕事を探そうね。最後は外国人を中心とした新規シェルター候補地の内見、これから公的支援を受けれない外国人の相談会が予定されています。住まいを失った外国人は家族単位の場合もある。準備を急ぎたい。
➌今日はSOSがいちばん多い金曜日です。私だけでも3名の駆けつけ支援に都内を駆け回る。1人目は上野に向かう。20代の男性が待っていた。昨年に地方から上京してきたがコロナ禍で仕事もなく**区で生活保護利用したら10人部屋の無料低額宿泊所にいれられて逃げた。12月に緊急アクションにSOSをくれたが、生活保護はもう嫌だと考えて面会ができなかった。3ヶ月まえに電車の飛び込み自殺をはかった時に身分証明は全てなくした。今回は私が一緒に福祉事務所に同行して施設や無低に入所なんてさせないよ!彼は途中から泣いていた。本人希望で**福祉事務所で来週に保護申請に同行する。
❹2人目は常連の新宿駅西口に移動、また来たか!と新宿警察がウロウロしている。40代の男性が待っていた。2月に派遣の仕事で地方から上京したが、ブラック派遣、寮に住める期間中に次の仕事が見つからずm住所が無い状態でできる仕事もなく寝る場所の確保などで借金が膨らんだ、数日間の野宿生活、来週、生活保護申請同行します。
❺3人目も同じ場所で20代の男性が待っていた。大学卒業して会社に就職したがコロナで失職、東北の親の元には帰れない。東京でやり直したいとの思いを聞いて、来週に生活保護申請に同行する。これで来週の平日は毎日の生活保護申請同行となってしまった。23時に千葉担当の阪上さんから、駆けつけ支援が終わった!とのメールが届いた。

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