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生活保護者の集いコミュの子供に「お金がなくても生活できる術」を教える必要性

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https://news.yahoo.co.jp/articles/37b11b76a4b6fae43ea3ae84493889053fb80b57

お金がなくても、生活できる」術を、教える必要性
 義務教育で「お金」について教えたほうがいいと思っていますが、その一方で、「お金がなかったらどうすればいい?」というのも教えたほうがいいと思っています。

 昨今の不景気に加え、コロナ禍などが重なっていることもあってか、「生活できない」とか「就職をどうしよう?」といったお金の不安を抱えている人たちの話を耳にするようになりました。

 こういった不安を抱えてしまうのは、「お金がないと生活できない」と思っている人が多いからだと思うのですね。

 日本という国はお金がなかったとしても問題なく生活できる恵まれた国なのですが、それを実感できている人は少ないです。

本当に困窮した際に役所へ行くとさまざまな支援を受けられます
 もちろん贅沢な生活は無理ですが、日本国民であれば本当に困窮した際に役所へ行くとさまざまな支援を受けられます。

 わかりやすい例だと生活保護です。東京都で生活保護を受けると家賃込みで毎月13万円ぐらい貰えて医療費が無料になります。各種税金の支払いや健康保険、NHKの受信料も免除ですし、自治体によっては水道料金の基本料金が無料になることもあります。

 ただし、生活保護だと貯金はできないですし、贅沢品を買ってはいけないなどの制限もあります。生存権で保障されている権利なのに、抵抗を感じてしまう人もいます。

生活保護の他にも支援はいろいろとあったりします
 でも、もし「生活保護はちょっと……」と思ってしまったとしても、生活保護の他にも支援はいろいろとあったりします。

 日本各地に存在する「フードバンク」というNPO法人では、生活に困窮した人であれば食べ物をもらえたりします。食べ物だけでなく、衣類や住居を提供してくれるNPO法人もあれば、住居確保給付金という家賃相当額を支給してくれる仕組みが厚生労働省にあったりもします。

 家もなくて生活資金もないという人にも、東京都は臨時特例つなぎ資金という10万円以内の生活費を貸してくれたりします。

 そんな感じで衣食住に困ったら助けてくれる人たちや仕組みがあるのが日本の良いところなのですが、「お金がないと生活できない」という誤解をしている人が多いのですね。もちろん、お金があれば好きなモノを買ったり食べたりと選択肢が増えますけど、お金がなくても生きていくことができるのです。

 そこをきちんと理解していると、大人になってからやりたくもないスキルの溜まらない仕事で寿命を減らすのではなく、いつでも得意なことをやって暮らすための準備ができるようになります。

子供たちが社会に出るにあたって本当に知っておくべきこと
 だから、そういう知識こそ、子供たちが社会に出るにあたって本当に知っておくべきことなのではないかと思うのです。

 でも、こういうことは授業ではなかなか教えてくれません。実際には社会科の授業でちょっと触れるらしいのですが、それを教えると子供たちが「努力しなくていいや」となるからなのか、深くは触れていないようなのですね。

 とはいえ、それは無意味な危惧なのではないかと。いくら生活保護で最低限の生活ができるとはいえ、なんだかんだ何かしらの欲が出てきて、それを解消するために働くようになると思うのですね。

 そんな危惧をするくらいなら、困ったときに頼る仕組みを知らず困窮し、命をすり減らしてしまう人を減らすほうが社会にとってメリットがあると思うんですけどねぇ……。

―[ひろゆき連載コラム「僕が親ならこうするね」]―

【ひろゆき】
西村博之(にしむらひろゆき)’76年、神奈川県生まれ。フランス在住、たまに日本。2ちゃんねる・ニコニコの元管理人で、英語圏最大の掲示板サイト『4chan』現管理人。SPA!誌面にて11年間にわたり「ネット炎上観察記」を連載。近著に『自分は自分、バカはバカ』(SBクリエイティブ)など

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