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生活保護者の集いコミュの困窮者の思い 耳傾ける

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https://www.yomiuri.co.jp/local/hyogo/feature/CO047611/20210331-OYTAT50000/

NPO法人「神戸の冬を支える会」理事長 森山一弘さん 64(西宮市)
会の活動を振り返る森山さん

 生活困窮者に炊き出しをしたり住居を確保したりするNPO法人「神戸の冬を支える会」で2004年から理事長を務める。

 大学で神学を学び、卒業後は愛媛県を経て、西宮市にある教会の牧師になった。阪神大震災時には直後から、神戸市長田区の公園でテント生活を続ける被災者への炊き出しを1年近く続けた。

 当時、立場の弱い人々が虐げられる現実を目の当たりにした。炊き出しの列から排除され、仮設住宅の申し込みに必要な罹災りさい証明書が発行されない人々がいた。

 こうした問題を解決しようと集まったキリスト教系団体などのメンバーが、後に「支える会」の母体となる。会は今も神戸市などで炊き出しを行い、生活困窮者らの支援活動を続ける。

 活動で心がけているのは「相手の意思や思いをできる限り聞くこと」だ。「自分のことは自分でしてもらう。私たちには、そのお手伝いしかできない」

 生活保護行政は年々拡充し、野宿者の人数は年々減少している。一方で、インターネットカフェなどを転々とする若者が増えるなど、生活困窮者が潜在化していると感じるという。

 「生活困窮者の多くは、人生の歯車が少し狂っただけ。ひょっとしたら自分もそうなり得たかも、といつも思います」

(松田卓也)

          ◇

 神戸の冬を支える会は随時、活動に充てる寄付を呼びかけている。問い合わせは同会(078・271・7248)。

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