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生活保護者の集いコミュの路上生活者支援14年、活動に区切り 100人以上の生活再建

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https://news.yahoo.co.jp/articles/d430f416538e80c5e0f3f8dffdc7ae25426b28e0

路上生活者の支援を2007年から続けてきた東京都三鷹市の「びよんどネット」が3月末で約14年間の活動を終える。中心メンバーの多くが70歳を超え、活動に区切りをつけることになった。この間、生活保護を受け、アパートで生活を始めた人たちは100人以上になるという。【青島顕】

 びよんどは三鷹市周辺で雑誌「ビッグイシュー日本版」を販売する路上生活者の支援から出発。代表の翻訳業、湯川順夫(のぶお)さん(77)らが07年6月に同市下連雀のアパートの一室を借りて事務所とした。

 中心メンバーは6〜7人で全員ボランティア。毎週水・金曜日に路上生活者が事務所のシャワーや洗濯機を使えるようにし、第2土曜日は食事会、第4土曜日は公園でおにぎりを配ってきた。

 公園で生活する野宿者を生活保護につなげ、アパート入居後も訪問し生活相談に乗った。メンバーでライターの菊地原博さん(67)は「ちょっとした手助けがないために10年以上野宿をしていた人もいた」と話す。スタートした07年ごろは、井の頭公園や野川公園など三鷹・武蔵野地域の公園で暮らす人は数十人いたが、徐々に減ってきたという。

 活動費は、150人以上の支援者の会費やカンパ。メンバーの交通費などは持ち出しだったという。メンバーは「緩い感じで、身の丈でできることをやってきた」「いろんな人と人生の出会いがあった」と振り返る。湯川さんは「コロナ禍の中(路上生活者が)集まれる場所がなくなることはこたえるかもしれない」と話す。

 ◇「行動力を尊敬」「さびしい」

 武蔵野市の公園で寝袋で生活している30代の男性は、かつて都内で会社員をしていた。精神的につらくなり仕事を辞めた。5年前の秋、歩いてこの地域に来て、びよんどの人々に助けられたという。「なかなかできないこと。手弁当でやってこられて行動力を尊敬している」と言う。会がなくなることを「正直困る」とこぼす。だが、会の志を引き継ぎ、いつか助ける側にまわりたいという。

 同じ公園で生活する「山さん」(59)も「行政の落ち葉はきの仕事などを仲介してくれた。なくなるのはさびしいし、飯や洗濯などで困ることもある」と話した。

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