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生活保護者の集いコミュの生活保護申請時の扶養照会とは? 援助できる親族を確認 批判受け運用見直し=回答・村田拓也

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https://mainichi.jp/articles/20210325/ddm/003/070/056000c

 なるほドリ 国会で見直しが話題になっていた生活保護の扶養照会(ふようしょうかい)って何?

 記者 扶養照会は生活保護を申請(しんせい)した人の両親や兄弟姉妹など、民法で定める「扶養義務者」に、申請者を援助(えんじょ)できるかを自治体が確かめる手続きです。生活保護法が、扶養義務者による援助を生活保護に優先して行われるものと定めているからです。ただし、援助できる親族がいないことは生活保護受給の要件ではありません。

 Q どんなところを見直したの?

 A これまでは申請者と親族が20年ほど音信不通なら、関係が絶えてしまったとして扶養照会をしなくてよいとされていました。2月末の見直しで、この期間を「10年ほど」に緩和(かんわ)しました。一方、扶養義務者にあたる親族が70歳以上の高齢者(こうれいしゃ)や未成年だったり、その親族から家庭内暴力(DV)を受けていたりという事情がある場合にも照会は不要でしたが、見直しでは、虐待を受けているという状況(じょうきょう)も加えました。


 Q 扶養照会にはどんな問題があるの?

 A 研究者や生活の苦しい人たちを支援(しえん)する人たちは以前から、照会で生活保護の申請を親族に知られることが、申請をためらう原因になると指摘(してき)してきました。また、照会を不要とする音信不通の期間について国の目安に従ってきた自治体は多いのですが、今回の見直しが示される前から、東京都は10年ほどとするなど自治体間で運用が異なっていました。申請者の承諾(しょうだく)を照会の前提としたり、音信不通の期間にこだわらずに判断したりと独自の判断基準を持つ自治体があり、さらなる見直しを求める声が上がっています。(くらし医療部)

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