ログインしてさらにmixiを楽しもう

コメントを投稿して情報交換!
更新通知を受け取って、最新情報をゲット!

生活保護者の集いコミュの「早く行け」襲われたホームレス男性は女性を逃がそうと

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
https://digital.asahi.com/articles/ASP3966QFP38OHGB01L.html

岐阜市内で昨年3月、路上生活をしていた渡辺哲哉さん(当時81)が襲われ死亡した事件で、傷害致死罪に問われた当時19歳の元少年2人の裁判員裁判が11日、岐阜地裁で始まる。渡辺さんと共に路上生活をしていた友人の女性(69)は「なぜ渡辺さんは死ななければいけなかったのか、少年たちには自分の言葉で語って欲しい」と話す。

 「あのたった何分、何秒の間に一体何があったのか」。事件後、生活保護を受けアパートで暮らすようになった女性は、1年経った今でも、当時のことを鮮明に思い出す。

「生きた形跡感じて」ホームレス襲撃、日常収めた80枚
 事件現場となった長良川にかかる河渡橋の下で、20年ほど前から渡辺さんと暮らしてきた。あの日、寝ていると突然、石を投げつけられた。2人で逃げたが、少年たちは執拗(しつよう)に追いかけてきた。「早く行け! 早く行け!」。女性を逃がそうとする渡辺さんの声が今も耳に残っている。

 起訴状などによると、傷害致死罪で起訴された2人は、現場から約1キロにわたって追いかけながら石などを投げつける暴行を加え、土の塊が渡辺さんの顔に命中。渡辺さんは転倒して後頭部を路面に打ち付け、死亡したとされる。

 渡辺さんに教えられたことは多い。過去には路上生活で投石され、テントに放火されたことも。人間不信に陥ったが、渡辺さんに「人には良い面もある」と諭された。今は献花に訪れる人たちのおかげで、人を信じられるようになった。

 11日から裁判員裁判が始まる。長年共に暮らした「戦友」を死なせた元少年たちを許すことはできないが、まずは本人たちから襲った理由が聞きたい。

 「何の落ち度もない渡辺さんを死なせた今、本人たちがどんな気持ちでいるのか、裁判で自ら語ってほしい」と話す。

 「ホームレスだからと差別を受けるような悲しい事件は、渡辺さんで最後にして欲しい」。毎日、現場を訪れるという女性は、墓石の代わりに、「渡辺哲哉」と書いた石に向かい、「私も頑張って裁判を見届けてくるね」と語りかけた。(松山紫乃)

コメント(0)

mixiユーザー
ログインしてコメントしよう!

生活保護者の集い 更新情報

生活保護者の集いのメンバーはこんなコミュニティにも参加しています

星印の数は、共通して参加しているメンバーが多いほど増えます。