ログインしてさらにmixiを楽しもう

コメントを投稿して情報交換!
更新通知を受け取って、最新情報をゲット!

生活保護者の集いコミュの反貧困ネットワーク 事務局長 瀬戸大作さん 日記  3/6

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
3月6日(土)
反貧困ネットワークとワーカーズコープの協働開催の「第2回しごと探し・しごとづくり相談交流会」を労協連本部8階会議室で開催しました。私たちがSOSを受けてサポートを続けている14名の仲間たち(支援する側と支援される側を超える意味)が参加してくれました。うち女性が3名、外国人が2名。年代は20代から40代でした。組織をあげて準備いただいたワーカーズコープから25名、反貧困ネットワークも4月からの法人化で就労ケア相談事業を開始する事もあり6名参加、希望されている職種は多様だ。接客・小売り・デザインや編集・社会貢献など、多くが以前の職種に戻りたくないと考えている。
●雨宮処凛さんの紹介で、日本ALS 協会理事の川口由美子さんが、ALS(筋萎縮性側索硬化症)など難病患者にヘルパーが少ない事から人材募集の案内もされた。当事者の方からの発言もあり、今後の連携を是非すすめていきたい。
●私からは「昨年5月から500人の相談を行い、生活保護につなげアパート入居を実現してきた。しかし、その後がうまくいかない。仕事が見つからない、仕事がない。孤立を深める人たちが増えている。コロナ禍で状況が深刻化している。飲食業や派遣の仕事がなくなり寮から追い出されたり、職場環境がひどい。仕事が見つかっても同じような環境に戻ってほしくない。私もパルシステムという協同組合で働いているが、ワーカーズコープも同じ協同組合陣営だ。給与は決して高くないが、協同で働く場や仕事を一緒につくり出している。こういう働く世界を一緒につくり出していくことが大切。すぐに働きたい人、居場所がほしい人、交流したい人、それぞれの思いを聞き取りながら相談に乗ってほしい」と挨拶。
●ワーカーズコープから、協同労働という働き方と足立の民設民営の学童クラブ、千葉の生協物流における外国人雇用の実践、春日部での新しい仕事おこしの取り組みが紹介された。
●帰宅してから4名のお仲間さんから丁寧なお礼メールが来ていた。彼ら彼女たちにとって「協同労働」なんて初めて聞く話だ。ある女性の仲間は反貧困ネットワークやワーカーズの居場所事業に週1回、体験就労しながら「今度は助ける側になりたい」と意思表明をしている、SOSで出会った時に「死のうと思っていた」といっていた男性2名は、よってたかってのお節介面談に「世間話含めて、何故か楽しかった。協同労働の話がとても感慨深く、事業所訪問にぜひ行きたいです。」と答えてくれた。
●交流会を終えて、家が近いお仲間さんの女性が帰宅する際に「アパート暮らしを始めて、福祉事務所などに行く時以外は殆ど人と話す事ないんです。」と呟いた。単なる就労支援ではない何でも相談できて遊びにいける居場所、「独りじゃないよ」の言葉を本当に本当につくらないといけない。今回の参加者の多くは直近2か月で出会ったお仲間さん、逆に見れば、私たちが孤立しないような体制をつくれなかった事で、多くの相談者を孤立化させ、連絡がとれなくなり、アパートの中で引きこもったり、ある相談者は再びいなくなったりしてしまった。反貧困ネットワークとワーカーズコープでは協働チームで参加してくれた仲間たちの就労を通じた個別ケアを本格的に取り組む事にしている。反貧困ネットワークでは支援団体でなく、当事者が仲間になり、共に働く職場づくりが実現できるようにしていきたい。目指すのは「社会連帯協働組合」!

コメント(0)

mixiユーザー
ログインしてコメントしよう!

生活保護者の集い 更新情報

生活保護者の集いのメンバーはこんなコミュニティにも参加しています

星印の数は、共通して参加しているメンバーが多いほど増えます。