ログインしてさらにmixiを楽しもう

コメントを投稿して情報交換!
更新通知を受け取って、最新情報をゲット!

生活保護者の集いコミュの「コロナでこぼれ落ちた」 家も仕事も失った若者の貧困

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
https://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye4201962.htm

17日 23時32分
 新型コロナの感染拡大が長引く中、若い世代にも深刻な影響が広がっています。普通の若者が病気などをきっかけにあっという間に仕事も住まいも失ってしまう状況に、支援する団体からは「底が破れた」との声もあがっています。支援の現場を取材しました。

 「こんにちは。よろしくお願いします」(Rさん〔仮名・24〕)

 見た目はごく普通の青年。しかし今、24歳のRさんは苦しい状況に直面しています。

 「寒いんですけど公園とか行ったり、少なくとも雨風しのげる場所だったらどこでもいいかなって」(Rさん〔仮名・24〕)

 1年前までは大手携帯電話会社の「派遣社員」でした。ところが今は職を失い、公園やネットカフェで寝泊りする毎日です。一体何があったのか・・・

 「病気になったのと、コロナもあってすぐには仕事に就けなかった」(Rさん〔仮名・24〕)

 通院後、仕事に復帰しようとしましたが再雇用を断られ、家賃を払えなくなったと言います。現在の貯金残高は274円・・・

 「外でWi−Fiがないとケータイが使えないので、Wi−Fiがある環境で仕事探したりとか。電話番号も今使えないです、止まっちゃっていて」(Rさん〔仮名・24〕)

 きょろきょろと辺りを見まわすRさん。料金が払えず、自身の携帯のインターネットサービスが使えないため、無料のWi−Fiを探します。ドリンク代だけで入れるカラオケBOXを見つけました。

 「次の所を見つけて住み始めてから(仕事)探さないと同時進行はきついかなって。きょうもめちゃくちゃ体重くて」(Rさん〔仮名・24〕)

 「コロナ禍」で仕事を失い、生活苦にあえぐ若者。15歳から24歳の完全失業率は5.1%と、全体の2.9%より高くなっています。

 Rさんは、ネットで知り合った人から、1人の男性を紹介されました。瀬戸大作さん。生活困窮者の支援団体の事務局長です。車を走らせ、公園などで寝泊りする人の支援に向かうのが瀬戸さんの日課です。SOSのメールが入りました。

  「きょう泊まるところがなくて、宿泊場所と食料の提供をお願いしたいと。生活拠点としては路上とか公園とか河川敷とかに泊まっていますと。こういう情報が入ったら、その数時間後には行っています」(「反貧困ネットワーク」 瀬戸大作さん)

 メールを送ってきた男性との待ち合わせ場所で待っていると・・・

 「ありがとうございます。すいません」(男性)

 この男性は最近、生活困窮者用の施設を出て、自立しようとしたそうですが・・・

 「仕事の当てがあったんですけど・・・」(男性)
 「断られたんでしょ?緊急事態宣言で。所持金が500円しかなくて出てきちゃったら、それは路上生活になっちゃうじゃん」(「反貧困ネットワーク」 瀬戸大作さん)

 瀬戸さんは、当面の生活費を手渡しました。この男性は50代でしたが、コロナの感染拡大後は若者からのSOSが増えたことに、瀬戸さん自身が驚いていると言います。この日も深夜にかけて3人の支援をし、うち1人は20代でした。

 「コロナでこぼれ落ちた。底辺という言い方しちゃいけないんだけど(経済的に)一番下にいたところが破れて、こぼれちゃった。守らなきゃいけない層が守られていない。多くの若い子たちが真面目にやっても報われる社会じゃなかった。政治の責任でもあり、社会の責任なんだよな」(「反貧困ネットワーク」 瀬戸大作さん)

 その瀬戸さんに救いを求めた24歳のRさん。どんな解決策があるのでしょうか?
支援団体の瀬戸さんがRさんにすすめたのは、生活保護を受けることでした。しかし・・・

 「生活保護って聞くと、年配の方が多いイメージ。イメージは良いものではなかった」(Rさん〔仮名・24〕)

 それでも結局、Rさんは瀬戸さんに付き添われ生活保護を申請しました。申請が受理されたため、しばらくの間は区役所が提供するホテルに泊まれます。公園やネットカフェ以外で体を休めるのは久しぶりです。

 「個室にシャワーとトイレがあって、ちゃんと布団があります。ここで寝られるということで嬉しいです」(Rさん〔仮名・24〕)

 そして1週間後、Rさんは3万円ほどの生活保護費を受け取りました。ほっとした反面、複雑な思いもあります。
 「まさかという感じですね。(生活保護を)受けるとも思っていなかったし、こうなるとも思っていなかった」(Rさん〔仮名・24〕)

 この日、瀬戸さんはRさんをいきつけの居酒屋に誘いました。久しぶりのひとりではない食事に笑顔がこぼれます。

 「アパート入居して1か月間くらい落ち着けて、自分のやりたいこと見つけて、いつか金稼げるようになりたいよな。嫌なこといっぱいあったよな」(「反貧困ネットワーク」 瀬戸大作さん)
 「嫌なことしかないですね」(Rさん)
 「無理しない方がいいよ」(瀬戸さん)
 「ちょっとずつやっていこうかなと」(Rさん)

『今の生活からなんとか抜け出して、もう一度自立したい』
Rさんのその思いを、瀬戸さんは痛いほど感じています。

 「ちゃんと働けよ、少しずつね。死にたいとか、これからまだあるかもしれないけど、もうひとりじゃないから、そこは平気だよ。自分がこの社会でひとりってことは絶対にないから」(「反貧困ネットワーク」 瀬戸大作さん)

コメント(0)

mixiユーザー
ログインしてコメントしよう!

生活保護者の集い 更新情報

生活保護者の集いのメンバーはこんなコミュニティにも参加しています

星印の数は、共通して参加しているメンバーが多いほど増えます。