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生活保護者の集いコミュの反貧困ネットワーク 事務局長 瀬戸大作さん 日記 2/2

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2月2日(火)
木曜日に開催する反貧困ネットワーク全体会議に向けての議案書準備に集中する。ネットワーク組織から、法人事業としての反貧困ネットワーク設立へ組織変更を急ぐ。肝はネットワークを重視した事業、「自助の補完装置」でない「希望の連帯協同組合」をつくる準備だ。3月から事業を開始しないと間に合わない。外国人がどんどん住まいから追い出されている。アパート入居しても仕事がなくて孤立してしまい精神的に追い詰められている。しかし、いろいろな相談でイマイチ事業計画書の作成に集中できない。SOSが待つ現場に向かう。
❶夕方に新宿駅新南口タカシマヤ前に向かう。昨日の20時過ぎにひとりベンチに座っている女性と再会、今日はパートナーと一緒だ。事実婚の夫婦で住まいを失っていた。人形作りのアーチスト、イベントやフリーマーケットで自作の人形を販売していたが、コロナ禍で収入の殆どを失う。4日間も野宿を続けていた。自作の人形を見せてもらった。東欧の人形に似ている。60代の彼とは話が盛り上がる。私と同じくバックパッカーのようにアジアの各地を旅してきた事、石川一雄さんの支援と部落解放運動の事、環境破壊につながる道路建設反対運動の事、傍で恥ずかしそうに笑う彼女の笑顔が優しい。狭いかもしれないけれど、もう一度創作活動に集中できるアパート入居を手伝いたい。金曜日に生活保護申請に同行します。
❷夜は、緊急アクションの相談フォームにSOSを頂いた21歳の男性と同じ場所で会う。
大学を中退してネットカフェに泊まりながら、日雇いのバイトで食つなぐが、緊急事態宣言で所持金が尽きかけている。若過ぎて居所を失っている若者に、TOKYOチャレンジネットのホテルとその後の一時利用住宅制度を説明、チャレンジネットは居所は確保できるが、生活費は支援されない。生活保護は親に連絡がいく事が嫌で利用したくないと言う。バイトが入らず所持金が枯渇したら必ず連絡するように!独りじゃないと伝えた。
➌19時からのコロナ災害対策自治体議員の会主催の「生活困窮者支援の事例共有研修・オンライン意見交換会」に車中で参加と報告、話題は稲葉剛さんの「つくろい東京ファンド」が問題を可視化し、政治を動かそうとしている「扶養照会」やっぱり稲葉さんは凄い。現場で起きている当事者の苦しみを社会に問うて、政治を変えるのだから、、他にもメンタルヘルスの対応、女性相談の対応、生活保護住居喪失者のアパート探しとその後、私が報告した問題である外国人が追い込まれている事は皆さんはどのように捉えているのだろうか、、私の支援のかなりの比重が外国人の住居からの追い出し問題と出口が見えない経済的困窮だ。そして生活保護行政と自立支援(特に就労支援)のミスマッチ、個人的には貧困ビジネスの無料低額宿泊所の自立を阻害する実態を施設名含めて明らかにして世に問うて、これ以上犠牲者を出したくない。
私はやっぱり希望の連帯協同組合をつくりたい。「分かち合いのネットワーク」をつくりたい。都内や首都圏のあちこちで「駆け込み寺」をつくりたい。

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