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生活保護者の集いコミュの麻生財務相「後世の借金増やすのか」と給付金拒否 今を安心して生きられない国民に後世も未来も子孫もない

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https://news.yahoo.co.jp/byline/fujitatakanori/20210122-00218904/

麻生財務相「後世の借金増やすのか」発言
麻生太郎財務相が特別定額給付金の財源は税金ではなく政府の借金(国債)であり、後世の借金を増やすわけにはいかない、という趣旨の発言を行っている。

麻生太郎財務相は22日の記者会見で、昨年の緊急事態宣言発令時に実施した国民一律に現金10万円を配った「特別定額給付金」の再支給を求める声について「(定額給付金は)政府の借金(国債)でやっている。後世の借金をさらに増やすのか」と再支給を重ねて否定した。

麻生氏は税金で定額給付金の支給を行っているという発想は「間違っている」と強調した。

短期の先行きも見通せないにもかかわらず、都合の悪い時は「後世」「将来」「子どもたちの未来」と抽象的で空想的な長期ビジョンを上げて、現在の具体的、現実的な対策を拒否し続ける姿は相変わらず不気味である。

日本の後世のためにも、今現在を懸命に生きる人には特別定額給付金の再支給はしない、という論法であるようだ。

麻生財務相は日本の未来を真剣に考えてくれていて、後世の子々孫々が困ることを未然に防いでくれている。素晴らしい政治家だ。ありがたい。

そう思う人はいるのだろうか。そう思えるなら奇特な人である。

当然、筆者はそう思えない。

「腐敗した善から立ち昇る悪臭ほど胸の悪くなるものはない。」(ソロー「森の生活」)

おそらく、麻生財務相に共感できるなら、生活にゆとりがあり、さぞ「後世」とやらに妄想を馳せることができる暮らしを享受している人たちなのだろう。

新型コロナ禍で市民生活の苦しさが増すなか、なかなか悠長な感じであるが、そういう人たちだけで日本の未来を作っていけるなら問題ない。

残念かもしれないが、日本の後世、未来はみんなで作り上げるものである。

新型コロナの収束後を想像する人もいるだろうが、後世、未来に命を繋げない人にとっては、後世や未来などの道徳を語っても、何ら意味や価値がない。

毎日、生活が苦しい、死にたい、希望がないという人々は後世に期待などできないし、できなくて当然であろう。

もちろん、若者たちはこんな社会に子どもを産み落としてくれなくなっている。

人口減少、地方消滅は深刻で、時間の問題となっているではないか。

子どもを産み育てることも難しくし、未来や後世に社会を引き継ぐことができない惨状は日本の至るところで見られる光景だ。

絶望感を植えつけてきた政府、長年にわたって後世や未来を奪い続けてきた政治を行なってきた高齢政治家たちには大きな責任があることは言うまでもない。

はっきり言おう。

今のままでは日本に明るい後世も未来もない。

ないもののために現在を懸命に生きる人々への支給を拒むべきではない。

著名な劇作家は「まず食うこと、それから道徳」(三文オペラ)と述べている。

道徳や高尚なことを語って詭弁を弄す前に、早急に食うこと、命を救うことを考えるべきである。


藤田孝典
NPO法人ほっとプラス理事 聖学院大学心理福祉学部客員准教授

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