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生活保護者の集いコミュのコロナ解雇、困窮者を追い打ち「生きていると言えるか」

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https://digital.asahi.com/articles/ASP1L3TFFNDJUDCB004.html

 仕事も、お金も、住まいもない――。新型コロナウイルス感染拡大は、職を失うなどした生活困窮者を瀬戸際に追い込んでいる。

 収束の見通しが不透明な中、支援団体への相談も増加している。

 厚生労働省の統計によると、新型コロナウイルス感染拡大が影響した解雇や雇い止め(見込みを含む)は、8日時点で全国で8万836人。

 特に大きな影響を受けているとみられるのが非正規雇用の労働者で、昨年11月時点の総務省のデータをみると、非正規雇用の労働者は前年同月比で62万人減っており、うち女性は37万人だった。

 1997年の設立以降、計約650人の生活困窮者を支援してきたNPO法人「ガンバの会」(市川市)の副田一朗理事長(68)は、「今まで経験がないほどの危機感がある。不安定な立場におかれ、経済的にも精神的にもぎりぎりの生活を送ってきた人が限界を迎えているのではないか」と指摘。同会への相談者は、昨年11月末時点で前年同期比7割増の50人。うち約40人はコロナ禍による失業などで住まいを失った生活困窮者という。

 副田理事長は「最終的にしわよせが行くのは、社会的に立場の弱い人。本当に困っている人に支援が行き届いているのか、これまでの支援のあり方を検証するべきだ」と訴える。

メールで解雇通告 借金やっと完済したのに
 「借金が長引いたのもクビも、全部自分の責任。貯金もできず、だれかに頼る資格なんてない」

 昨年、コロナ禍で失業した千葉県市川市の50代女性は、うつむきながら自分を責めた。約15年前から非正規雇用でデパートの食品売り場で勤務。昨年2月中旬から売り上げが減り、同年4月にメールで「営業再開の見通しが立たない。もう給料は払えません」と解雇通告を受けた。

 お菓子が好きで、高校卒業後、お菓子メーカーに就職した。しかし父親は会社の経営が傾くと数百万円の借金をつくったまま失踪。取り立ては女性の会社にも来た。同僚に申し訳なくて、逃げるように退社した。

 数十社の面接を受け、やっと見つけたのがデパートの非正規の仕事だった。毎月数万円を借金返済にあて、一昨年に完済。「自分のための『普通』の生活が、やっと送れる」。そう思った。しかし昨年2月、心臓発作で80代の母親が他界。そして職を失った。貯金はほとんどなく、頼れる親戚もいなかった。

 5月に「ガンバの会」をネットで見つけ、職員と面談。同会が管理するアパートに移ることになった。

 非正規雇用の受け入れ先が減り、新たな仕事が見つからない。「自立しないと」「お金をためないと」。一睡もできない日々が続き、体調を崩した。現在、生活保護を受けている。

 「時間が過ぎるのをただ待つだけ。生きていると言えるのでしょうか」。今は、まず体調を良くすることを最優先に考えている。(福冨旅史)

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