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生活保護者の集いコミュの反貧困ネットワーク 事務局長 瀬戸大作さん 日記 1/15

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1月15日(金)
❶今日は午後から、ワーカーズコープセンター事業団の全国事業所長会議にゲスト参加させて頂き、リレートーク「困窮・失業問題と法制化」で、連帯挨拶をさせて頂きました。
*「住居を支援しても、コロナ禍で仕事が見つからない。安定した職場で就労できない。結果的にはアパート、ビジネスホテル等で、孤立、引きこもってしまう」この困難に対し、12月12日に本部会議室で「しごと探し・しごとづくり相談交流会」をワーカーズコープと共催し、当事者の就労ケアと、主体者として働く場づくり、当事者の居場所づくりなどの連携を開始しています。ワーカーズコープでは、地域の人たち自らが地域づくりを運営するための拠点「みんなのおうち」を全国に広める取り組みをしているとの事、緊急アクションや反貧困ネットワークのSOSメールでは、全国各地から所持金1000円をきった状態での悲鳴が届いている。各地域で駆け込み寺が必要になっている。現在の貧困状態を自己責任だと言われ精神的困難に追い込まれている当事者、競争労働でではない協同労働の場づくりを一緒にすすめたい。
❷ワーカーズコープ本部は豊島区池袋福祉事務所の真裏、徒歩1分の場所にある。今日の私は「駆けつけ支援」でなく、相談依頼案件が目白押しだった。全国事業所長会議の会議室の横の会議室を借りて、計5名の連続相談をおこなう事態となった。5名のうち4名が女性からの相談となった。
➌最初の2名は女性、私が信頼しているNPOの代表さんが連れてきてくれた。生活保護に頼らず就労する事で生活を建て直したいが現状では困難、20代の彼女、野宿生活を強いられたが年末の相談会で出会ってTOKYOチャレンジネット経由で宿泊し、就労の道を探つたが期限内で携帯電話を復活できず12月14日でホテルを退去させられた。協議の結果、2名ともに週明けにNPOの代表さんが生活保護申請同行してくれる事となった。ワーカーズコープで仕事も紹介していく。少しづつゆっくり歩いていこう。もうこれ以上傷づく事はない。
❹次の女性は、何故か昨日、横浜寿に来られて、「瀬戸さんに迎えにきてほしい」との事で連絡が来た。横浜に1泊してもらい今日、池袋に来てもらった。出会ってから1年以上、居所がない放浪生活になっている。説得に説得を重ね、来週、福祉事務所に一緒に行こうと約束した。
❺年末の池袋相談会で出会った路上生活4年でいつも笑顔のKさん、とても大好きなオジサン、生活保護申請して昨日、保護決定通知がおりた。でもいつも笑顔のKさんは不安そうだ。ケースワーカーに言われたそうだ。「Kさんは住所が関東にないし、携帯電話もない。ホテルでは住所がおけないから、一旦、ドヤか更生施設にいきませんか」Kさんは施設生活が嫌で嫌で生活保護を利用してこなかった。携帯電話もなく不安もあるが、住所移動は後で可能な不動産屋さんとつながる携帯を用意して、何とかアパート入居できるようにしよう。
❻最後の相談は20代の女性、昨日深夜にSOSをくれた。以前も相談してくれた。ダブルワークで頑張って生活保護は利用しなかった。ダブルワークのひとつの仕事が緊急事態宣言で、暫く仕事がなくなった。家計のやり繰り含めいろいろ相談して励ます。いちばん大事な事は孤立しない事、ひとりぼっちで悩まない事。
❼フラフラになりながらワーカーズコープ本部を出る。金曜夜なのにSOSが来ない。今日はお家に帰ろう!と思ったら、電話がかかってきた。生活保護申請同行して一昨日にアパートの入居審査が通ったMさんからだ。自営業の事業倒産の関係で口座が差し押された。生活保護費も口座の中にあった。緊急にMさんが住むホテルに向かった。絶対に何とかしような!必要な対策を終えて帰路についた。本当にコロナが憎い。無策の政府が許せない。

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