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生活保護者の集いコミュの反貧困ネットワーク 事務局長 瀬戸大作さん 日記 12/25

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12月25日(金)  
怒涛のように駆け抜けたコロナ禍のクリスマス
❶午前は参議院議員会館で「国家公務員住宅に居住する福島原発事故区域外避難者に対する追い出し行為に抗議する記者会見」を開催しました。
☆福島県が、昨年3月末に国家公務員宿舎に避難、経済的事情などがあり退去できず、家賃と駐車場代を合わせた使用料(家賃+駐車場代)の2倍を「損害金」として、毎月請求され続けている区域外避難者は、必要な支援も縮小、打ち切りされ、他に選択肢もなく、やむを得ず、2年間のセーフティネット契約にサインさせられたのです。契約書内容も事前に説明もされず、押印を迫られた経緯があります。一方的に継続入居を拒否し、個別事情がある避難者に、「不正入居者」とみなし2倍相当の損害金請求をおこない続けたのです。
☆12月14日付で、福島県内に両親がいる世帯に対し、親あての通知文を一斉に送りつけ、県職員2名が福島の実家を直接押しかけて、「両親に対して、〇〇万円溜まっている、支払って1月末までに退去するよう、親から言ってくれ、さもないと裁判にかける」との行動に出た事に対して強く抗議します。福島県は1月末に退去できなかった避難者を3月県議会において「裁判提訴」を提案するのでないかと予測しています。
☆私たちが知っている二倍請求され続け追い込まれた避難者の方々の大半の職業は「臨時雇用・パート・アルバイト」新型コロナで収入に影響も受けています。転居費用を貯蓄する余裕すらない。そのような避難者に対して「原発事故から9年経ったんだから自立せよ」と強弁、。転居費用援助すらありません。大半が60歳未満で公営住宅の入居要件にも該当しない。コロナ禍で不安な日々を送る避難者に、高齢化している親の家に押しかけ追い込む福島県の「生存権」すら脅かす行為は許せません。負担苦痛を拡大させ、家族を分断させる人道に反する行為です。事情があって引っ越しのできない避難者に強制的な明け渡し訴訟や家賃2倍請求を行うのは経済的にも精神的にも避難者を追いこむことになります。福島県は国家公務員宿舎の区域外避難者が安心して暮らせる住居を提供してください。
❷議員会館を出発して13時に**区福祉事務所で、30代の相談者Sさんの生活保護申請同行の待ち合わせ、南米から所持金がない状態で帰国する。帰国したら居所もないとのSOSを受けていた。帰国後、すぐに生活保護申請同行する訳にもいかず、空港でのPCR検査後の二週間隔離を必ず履行するよう働きかけ、今日やっと緊急アクションの若手スタッフの優馬君に福祉事務所前で引き継ぎ、無事に生活保護受理、今日からビジネスホテルに宿泊、年明けの保護決定後にアパート入居を目指します。世界のどこからでもアクセスできる私たちの支援活動、今後どうなる事やら、、、
➌15時から、人一倍寂しがりやで人懐っこいHさんを連れて荒川の企業組合あうんのリサイクルショップで家具什器を購入して日曜日のアパート入居に向けて準備万端です。Hさんと出会ったのは7月です。JR**駅近くの路上からSOSがあって駆けつけた時には、仕事を何とか見つけたいと言って当面の宿泊費と生活給付金を渡して別れた。3年前にくも膜下出血にかかり、片目が失明していて高血圧でふらつく事があるのに、生活保護は頑なに断った。「私なんか利用する資格はありません。」でも11月に入って再び連絡があって生活保護申請を決断してくれた。本人が申請を希望した福祉事務所は評判が良くない福祉事務所、ビジネスホテルなど提供はしてくれない。何とか私たちで住宅扶助費特別基準の範囲内で宿泊できるビジネスホテルを予約して繋いできた。アパートがなかなか決まらず、自暴自棄になりそうだった。そして今週、Hさんのアパート入居が正式に決まった。親分肌の風貌とは全く違って、人一倍寂しがりやで人懐っこいHさん。一方で山谷の星の家の中村シスターにも支えてもらった時期があって、高齢の中村シスターの世話もしていたのだ。今日はクリスマスです。中村シスターも「あうん」に来てくれて、クリスマスのささやかなお祝いをしました。これからも連絡をとりあいましょう。出会った時と同じ言葉「もう独りじゃないよ」これからは友人でいよう。
❹今日は金曜日です。SOSが2件、本当は3件だけれど、田川さんが対応してくれている。1人目の青年は30代、千葉県房総エリアから都内に転居して生活保護を利用してアパート入居したが、入居費用が基準を大幅に超えてしまい、次の支給日(1月5日)まで食べる事すらない相談者のもとに駆けつけて少額給付、福祉事務所には事前了解を頂いた。何とか年越しできそうです。2人目の青年は40代、所持金は120円、4月末にコロナの影響で、それまで勤めていた飯場での仕事が無くなり、同時に退寮、ここ2、3ヶ月は路上に出て各所の炊き出しを回っていたという。チャレンジネットで、当面の寝るところと、生活資金を援助してくれると野宿の知人に聞いて、相談しに行ったが、昨日は何処にいたのか聞かれ、正直に**で寝ていたと答えたところ、ルールが有るから**の福祉事務所に行ってくれと帰されたいう。「死にたくなくても死んじゃう」すがる気持ちでメールをくれた。今日からの宿泊費と生活費を渡して、来週月曜日に緊急アクションのスタッフが生活保護申請同行する事にしました。

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