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生活保護者の集いコミュの生活保護22万円に「ずるい」の批判が続出、問題は働いても満足な給料がもらえないことではないか

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https://wezz-y.com/archives/66286

『妻は怒ってます!』公式サイトより

 5月24日放送の『金曜プレミアム・妻は怒ってます!』(フジテレビ系)が、“仕事をせずに生活保護に頼る21歳の夫”に怒る妻、を取り上げた。この放送が波紋を呼んでいる。

 19歳の片岡さおりさん(仮名)は、「ご主人に対して怒っていること」を聞かれ、「一番は今、(夫が)働いていないんですよ」「元の仕事が医療事務なんですけど<給料低くてやってらんない>って」と語り、まったく働かない夫を何とかしたいと訴える。

 さおりさんは18歳で妊娠・出産。夫・ゆうたさん(仮名)と生後8カ月になる長女と3人で、1DK・家賃7万2千円の部屋で生活している。しかし今年3月、ゆうたさんは、「給料があまりに安すぎる」と仕事を退職。当時の月給は17万円だったというから、確かに安い。

 現在、ゆうたさんは求人サイトで見つけた運送業の仕事に惹かれているが、さおりさんは「怪しい」と感じているという。月60万稼げると謳っているが、仕事を始めるには保険代やガソリン代など約10万円の準備金がいるからだ。この準備金も払えないゆうたさんは無職のまま、育児を担うさおりさんも収入はなく、片岡家は月22万円の生活保護費で生活している。



 番組のナレーションが「しかし、若く健康な夫婦が生活保護を受けるのに問題がないのか?」と疑問を呈するが、片岡家は不正受給ではないと行政書士が解説。理由は以下の通りだ。

(1) 夫に働く意思があり一時的な転職のタイミング
(2)彼らを取り巻く環境。収入を得て自立して、きちんと子どもを養育できるまでは保護が必要で、受給できるのが一般的

 夫に働いてほしいと望んでいるさおりさんだが、「(夫に)稼いでもらって食べているから、お金のことに対して私が言うのは違う気がして。旦那はずっと私の面倒を見て来てくれている」と躊躇いがある。

 幼少期に義理の父から虐待を受けていたさおりさんは、「保護施設」で生活し、18歳で社会に出たが、「住むところもなく天涯孤独の身」で、「夜の街をさまよっていた時」にゆうたさんと出会った。さおりさんに家がないと知ったゆうたさんは「うちの車に泊まりなよ」とさおりさんを誘う。実は家出中のゆうたさんも「家がない」状態で、車中泊で生活していたのだ。さおりさんとゆうたさんは、車中泊での同棲生活を開始。ゆうたさんがアルバイトで生活費を稼いだ。

給料が低い」という理由で夫は仕事を辞める
 車中生活6カ月目にさおりさんの妊娠が発覚。「車では育てられない」からと、「シェルターみたいな」施設に入所して二人は結婚、長女が生まれた。施設の紹介で、ゆうたさんは月給17万円の医療事務職に就き、さらに役所のアドバイスで生活保護費として5万円が支給されるようになった。合計で22万円だ。

 「どん底から再出発」を果たしたはずだったが、ゆうたさんはさおりさんに無断で仕事を辞め無職となり、スマホゲームばかりしている。「身寄りのない自分を助けてくれた負い目」のあるさおりさんは、ゆうたさんを追及できずにいるが、真面目に転職活動をしなければ生活保護が打ち切られるのではないかと懸念しており、ゆうたさんに「働いてほしい」「もっと子どものこと考えて欲しい」「生活保護に頼らなくていいように安定した仕事に就いてほしい」と望んでいる。

 幼少期に虐待を受け、「保護」される形で施設に入ったというさおりさんが、施設から高校へ通っていたのか否か、18歳で施設を出る時に就職先あるいは進学先、そして住居を確保していたのかは、はっきりと語られていない。「次の行き先」を確保した状態で施設を出たが、失職や退学などに伴い住居を離れざるを得なくなるというケースもあるだろう。「家がない」状態に陥った彼女は、福祉に助けを求めるよりも、車中泊をするゆうたさんのところに身を寄せることを選択した。

 一方で、妊娠発覚後は車中泊で子どもを育てることはできないと考え、シェルターを頼っており、これは、誕生した長女にとってもさおりさん・ゆうたさん夫妻にとっても賢明な選択だった。しかしながら、ゆうたさんに紹介された医療事務の仕事は月給17万円。家族3人が暮らすのに十分な額ではなく、ゆうたさんが仕事を続けていた頃も、生活保護費として5万円受給していた。仕事を辞めてからは生活保護費22万円で生活している。



片岡夫妻を責め立てるスタジオ出演者たち
 徹底討論のため、片岡夫妻は番組のスタジオに登場。ゆうたさんが、転職先として考えている運送業は、いわば「個人事業主」であり、甘い世界ではないとデヴィ夫人らは糾弾する。
 
<バカじゃないあなた。学歴もない、仕事の経歴もそんなにない人がそんなに稼げると思います?>

<私恐ろしいことだと思うわ。20歳の男の子が、ぬくぬくと生活保護で20万もらっている、ゲーム遊びしている、子どもを産んで。悪いけどこの世の中にはあなたたちよりもっと不幸な人がいますよ。生活保護を本当に受けなきゃいけない人たちが。あなたたち五体満足で、しかも若いじゃない。体力的にだって十分にあるでしょ。あなたスマホ使える身分じゃないじゃないですか>

<天から降ってくるわけ、20万円? とんでもないわ>

<全然同情の余地なんかないですよ! 働きなさい、あなた>

 しかし、ゆうたさんの<学歴もない、仕事の経歴もそんなにない>という状況の背景には何があるのか、デヴィ夫人は考えを巡らせたのだろうか。

<本心はもうゲームできてて、お金も生活保護でもらえるしっていうのない?>と問いかける加藤浩次に、ゆうたさんは<ゲームも確かにやりたいですけど、それと同時に20万でもちょっと、3人分、自分と妻と子どもなんでやっぱ足りない……。そういう意味では本当に(仕事を)しなきゃいけないとは思ってはいたんですけど、確かに行動には全然出てないですね>と説明する。

それを聞いていたアンミカは、ゆうたさんを<甘い>と指摘し、持論を展開する。

<私はずっと中学も高校も新聞配達をして学校に行って、自分の家族も養ってきたし。言い訳して、健康だったらできないことなんてないの>

<あなた今友達に、「自分生活保護受けて、こんな健康やねんけど家族養ってるねん」って言える? そういう目に見えないあなたの人間としての価値が損なわれていることに気づかないといけない。社会の信頼も失っているしあなた自身の信頼も奥様から失われている。あと、あなたの尊厳というものも失われているよ。とっても恥ずかしいことだって思わないと>

 宍戸開は<あと、子どもはやっぱりまっすぐ育てたいでしょ? そしたらやっぱり自分たちもまっすぐ生きなきゃ。ほんとちっちゃいことから積み重ね、もうトライしていくしかないよね>と叱咤激励した。



 加藤浩次は次のように演説した。

<失敗なんて別に恥ずかしいことでも何でもない。明日からでもバイト先探したら、近所でも日雇いでもいい、何でもいいから、まず働こう。そこをやってかないとずーっとこの生活続くよ。一生懸命やってれば見ている人間絶対いるから。そしたらあなたという人生の選択肢がどんどんどんどん開かれていくから。そしたらそれを子どもが見ているから。お父さんの背中っていうのを見ているから。そしたら子どもも間違った道に行かない。そういうことなんだよ。そういう連鎖をあなたで断ち切ろう!>

 加藤の演説にゆうたさんは涙して、さおりさんに<明日にでも、今日帰ったらバイトをある程度探して、見つけたところができればだけど、面接に行ってくる>と伝え、さおりさんは<やるって言ったんだったら信じるから。明日からでも、今日の夜探すんだったらそれも手伝いもするから>と受け入れた。最後は、スタジオの面々も<21歳、まだまだこれから>と励ましていた。

 その後ゆうたさんは、月給18万円で正社員になれるチャンスもあるイベントスタッフの仕事の面接を受け、採用されたという。

 番組の視聴者からも出演者同様、「必死で働いても22万円もらえない人もいるのに」「病気でもないのに生活保護もらえるなんてずるい」「甘えてる」という意見が続出している。しかしなぜ番組では、ひとりの大人がフルタイムで働いても「自分ひとり暮らしていくのに精一杯」「家族を養えない」ような給与しか得られない社会構造や、20代の若者に対する就職支援の不十分について、誰も意見を述べなかったのだろうか。

 片岡夫妻を批判したところで、みなの生活が楽になるわけではない。「生活保護を需給しながらゲーム三昧の生活をしている」と強調する番組の構造は、働く人々の怒りを増幅させ、生活保護受給者への偏見を助長させてしまったのではないかと懸念される。

中崎亜衣
1987年生まれの未婚シングルマザー。お金はないけどしがらみもないのをいいことに、自由にゆる〜く娘と暮らしている。90年代りぼん、邦画、小説、古着、カフェが好き。

@pinkmooncandy

バナナ&ストロベリー

コメント(2)

4月から移民政策で外国人労働者が増えています。

今後は外国人の生活保護が増えると見込まれています。

新規で受給者が増加することが不都合なので、「生活保護を受けることは❛恥❜である」と定期的に周知させたい勢力の宣伝・広告です。

TV業界=広告事業

出演しているタレントたちのコメントは、どれも「自分が得意なこと」と「相手が苦手なこと」を比較しているだけです。

番組中で行政書士による「不正受給ではない」というコメントを挟むことによって、TV局側は公正・公平な立場であるという「アリバイ」というか「保険」をかけています。

これはTV局が非難されないための対策です。
連続コメント失礼します。

追記

この番組は報道番組ではなく、「バラエティ番組」です。

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