生活保護者の集いコミュの反貧困ネットワーク　事務局長　瀬戸大作さん　日記　9/8

９月８日（金）
今日も貧困ビジネスの被害者からのＳＯＳを受けて被害者が住む埼玉県の貧困ビジネスの寮に駆けつけた。８月９日の段階で被害者さんに会い、救出の約束をしたが、被害者さんが心筋梗塞になって入院してしまい今日になった。寮には８０人も収容されている。今までの貧困ビジネスと違った悪質な事実を聞く。ホームページには殆ど出て来ない一般社団法人、週刊実話やスポーツ新聞に広告を掲載している。自立支援、就労支援、就職・入居・入院の保証及び、緊急連絡先引受、代理・代行をしていると書いてある。プレハブ作りの寮に入り生保申請後、何と法人職員が生保費を集めてギャンブルに使ったり、あらゆる手を使ってお金を巻き上げるなど信じられない事実が続々と、福祉事務所に訴えても無反応、このようなチンピラ詐欺を放置できない。
●通常の救出は、堂々とやらないが、今日は昼の異例の救出作業、何故か、４名の入居者の仲間たちのおじさんたちも待っていて荷物の積み込みを手伝ってくれた。みんな早く脱出したいが難しいという。施設（アパート）に先に入居しているから、生活保護費で認められているアパート入居費用は支給できないと福祉事務所は知らん顔、失踪して、またホームレスになるしかない。おじさんたちは私に言った。「今回の救出で、瀬戸さんが信頼できる対応をしてくれたら、俺たちも救出を頼むから」これから続々と救出依頼が来そうだ。困ったな～キャパオーバーになりそうだ。
●救出後、福祉事務所に行って担当ケースワーカーに施設の悪質さを報告して退寮した事を報告、地元の連携支援団体の個室シェルターに今日から居所を移した。若い担当ケースワーカーは、偉そうに被害者の相談者の体調を心配しているように振舞った。今まで何回も施設の悪質さを相談しても放置していたくせに、、、軽薄な態度に、久しぶりにフン殴ってやりたい気持ちになる。週３回も貧困ビジネスの被害者対応、放置する福祉事務所に対応に、さすがの私もブチ切れている。