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生活保護者の集いコミュの2児を育てるシングルマザーの生活保護費は「手取り22万円」だが…受給をやめて“働いた場合”の「驚きの手取り額」

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https://news.yahoo.co.jp/articles/04a5bfedd82b5171ff6e72d53482b116305ce54c?page=1

*この記事は生活保護に批判的です

生活に困窮した人のためのセーフティネットとして「生活保護制度」があります。しかし、生活保護を受給すると、そこから抜け出すのが困難になってしまうケースが往々にしてあります。特に、いわゆる「シングルマザー」の世帯で顕著です。なぜ、そんなことになるのか。ノンフィクション作家・石井光太氏の著書『世界と比べてわかる 日本の貧困のリアル』(PHP研究所)から一部抜粋してご紹介します。

【早見表】年金に頼らず「夫婦で100歳まで生きる」ための貯蓄額

連鎖する貧困
途上国と違って、日本では生活に困ったからといって海外へ出稼ぎに行く人はほとんどいないだろう。アメリカやカナダなど日本より物価の高い国はあるが、そこへ働きに行けるくらいなら、そもそも日本で失業していないはずだ。それゆえ、日本人には貧困を脱するために海外へ行こうという発想はあまりない。

では、日本の生活困窮者が仕事を失ったとき、何を頼みの綱とするのか。彼らのよりどころは、公的な福祉制度だ。代表的なものが「生活保護」だ。

生活保護の支給額は、地域や個人によって差があるが、単身者で1ヵ月当たり10万円台前半といったところが一般的だ。5万円ぐらいの家賃の住居に暮らし、5万円ぐらいの生活費が支給されるのである。

子どもがいる場合は人数や年齢によってまちまちだが、一例として幼い2児がいるシングルマザーの家庭では、年間に約268万円(月22万3,000円)を受給できる。さらに国民年金や社会保険の支払いが免除されることを踏まえれば、そこそこの生活はできるといえるかもしれない。

さらに、親に障害がある場合は、「障害基礎年金」が給付される。障害の度合によって支給額は異なるが、一級の障害者は年に97万2,250円(月額8万1,021円)が支給され、子どもがいればその数に応じて加算されていく仕組みだ。

こうしてみると、日本ではいくつもの福祉制度が網のようになって、社会からこぼれ落ちそうな人々を助けているのがわかるはずだ。だが、こうした社会システムは諸刃(もろは)の剣でもあり、恵まれた条件が整っているがゆえに、人々が勤労の意欲を失うことがある。

たとえば2児の子どもがいる生活保護のシングルマザーの月の収入は22万3,000円だ。これに加えて、医療費や所得税などが免除されることを考えれば、大体月収30万円くらいの生活レベルになるだろう。

もしこの女性が途中で生活保護をやめて、アルバイトで生活していこうとしたとしよう。その場合、アルバイトの時給が最低賃金であれば、手取りは14万円以下と生活保護を受けていた時の半分の生活になってしまう。これでは何が何でも生活保護にしがみつこうという人が出てきても仕方のないことだ。

大阪府の職員は、こうした現状について次のように語る。

「誰だって仕事をして自立したいと考えるのは当然でしょう。しかし、生活保護をもらっている方が生活レベルが高くなるのならば、子育てをしている人はなし崩し的にそっちを選択してしまうことはやむをえないんじゃないですかね。そして一度生活保護を受給してしまうと、なかなかいい条件の仕事が見つからないから、ずっとそれに依存するようになる。やめたくてもやめられない、という人もたくさんいるんです」

シングルマザーが2人の子どもを抱えながら、月に30万円を稼ぎ出すことは簡単なことではない。給料の高い夜の仕事もあるが、子どもたちには寂しい思いをさせることになる。それなら、子どもが大きくなるまでは生活保護に依存しようという気持ちになるのは自然だ。

「生活保護」受給が「子ども」に与える悪影響とは
[図表1]保護者(母親)の属性と貧困率 出所:労働政策研究・研修機構「子どものいる世帯の生活状況および保護者の就業に関する調査(2012年)」

ただ、こうした親の生き方が、子どもに負の影響を及ぼすことがある。親が働かずに生きているのを見ることで、何かあれば生活保護を受給すればいいという思考に染まることがあるのだ。

一例として女性の例を挙げたい。



【香梨奈が生活保護を受けるまで】

香梨奈の母親は2度の離婚の後に精神を病み、それまでしていた水商売を辞めて生活保護を受けるようになった。そんな母親のもとで香梨奈は一人娘として育った。

母親は生活保護のお金で飲み歩いては、男性を家に連れ込むことが度々あった。香梨奈はそれが嫌で友達の家を泊まり歩くことが増え、中学を卒業してからはフリーターをやりながら彼氏の家で暮らしていた。

18歳の時、香梨奈は6つ年上の男性と結婚した。夫は運送業者として働いており、香梨奈はパチンコ店のアルバイトをしていたので生活はできていた。1年後、彼女は出産と同時にアルバイトを辞めた。

それから少しして、予期せぬことが起きた。夫が覚醒剤に手を出し、香梨奈に暴力を振るうようになったのだ。最初は子どものためにと我慢していたが、しばらくして夫は警察に逮捕された。

香梨奈はやむなく離婚。シングルマザーとして子どもを育てていこうと決心したが、中卒だったためになかなか仕事が見つからない。そこで、思いついたのが生活保護だった。母親は生活保護を受けながら、自分を育ててくれた。自分も申請すれば同じようにまとまったお金をもらえるのではないだろうか。

彼女はインターネットで調べてNPOに相談しに行き、一緒に生活保護の申請の手続きをしたところ、子どもがいたこともあってあっさりと受理された。その後、彼女は自立を目指して求職したこともあったが、望むような条件のところは見つからなかった。

今では働くことを諦め、子どもが大きくなるまでは生活保護で生きることにしている。

香梨奈のように、生活保護家庭で育った人が、大人になってから同じように生活保護を受けるケースは少なくない。統計にもそれは表れており、生活保護を受けたことのある人で「親も生活保護を受けていた」と答えた人は25%にも及んだ。母子世帯に限っていえば、41%だ。これが低い数値ではないことは誰の目にも明らかだろう。

ちなみに母親を対象にした調査([図表])を見れば、若い人が何が原因で貧困に陥っているかわかる。香梨奈のケースにも合致するが、「十代での出産」「中卒」「離婚経験」はかなり大きなリスク要因だ。親の生活保護受給経験の他にも、こうした母親の経歴が子どもに影響を与え、2代にわたって生活保護に依存する状況をつくりだしているのである。

石井 光太

作家

コメント(1)

息子が定時制高校に行きながら
バイトしていた時は
働く意欲が無くならない様に
生活保護費から引かれても
息子のバイト代は
そのまま息子に入る様に
していました
かなりキツかったけど泣き顔

息子も娘も
自立して
担当のケースワーカーから
生活保護が連鎖しないのは
珍しい事ですと
言われました
生活保護で社会から
孤立してしまう事の方が
私は辛いと思う

私は 繊維筋痛者で
歩くのが不自由に
なって来たので
孤立度が 毎年増して
寂しい限りですが
子供達には
笑っていて欲しい

2人とも税金めっちゃ
高いむかっ(怒り)
こんなんじゃあ
なかなか結婚
出来ないじゃんむかっ(怒り)
怒っていますが
頑張って!٩(๑❛ᴗ❛๑)۶と思う

みんな色々あるけど
笑って生きましょう

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