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mixiシネマクラブコミュの容疑者Xの献身

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2008年日本
監督:西谷弘
出演:福山雅治・柴咲コウ・堤真一・松雪泰子

 花岡靖子は、別れた夫・富樫慎二を自宅アパートで殺してしまう。隣人の石神哲哉は物音でそれを知り、天才的頭脳で花岡親子にアリバイを与え、救おうとする。だが天才物理学者の湯川学は、石神と同じ大学の同期で、かつて交流があった。湯川は石神が犯行隠蔽に加担していると察知し、苦悶する。

 「四色問題」は、1852年にフランシス・ガスリーが弟フレデリック・ガスリーに出題した問題で「平面・球面上のいかなる地図も、隣どうしが同じ色にならないように塗るには4色あれば足りる」とする仮説で、1976年にケネス・アッペルとヴォルフガング・ハーケンが正しいと証明した。本作では、石神が隣室の花岡家を「関わってはならない」「犯罪者にしてはならない」とするメタファーとなっている。

コメント(1)

 石神は数学だけに熱中していれば、こんな事件に巻き込まれることはなかった。だが彼は、愛を知った。人のために泣ける心を持ち、自分のために泣いてくれる人を得たとき、彼はより人間らしくなれたのだろう。
 「愛」は本来、あまりいい意味の言葉ではなかった。仏教用語では「渇愛」といい、執着する心を指す。彼が人を愛し、その人のために尽くしたいと思うとき、同時に他人には信じられないほど薄情になれる。人の愛とは、そうしたものなのだろう。

 アダムとエバは、言いつけにそむき禁断の木の実を食べた。二人が最初にしたことは、不都合なものを隠蔽することだった。そして次にしたことは、嘘をついて欺くことだった。神はそれを赦さなかった。罪を犯した二人は、もう楽園には居られなくなった。

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