不思議惑星　キン・ザ・ザコミュのキン・ザ・ザ上映の歴史

デジタル・リマスター版のブルーレイ＆DVDの発売も決まったので、ここで「不思議惑星キン・ザ・ザ」の上映の歴史を振り返ってみました。

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1987年3月30日　
モスクワの映画館《ロシア》でプレミア上映。
12カ月で1570万人が鑑賞。

写真は映画館《ロシア》。モスクワの中心部にある最大規模の映画館。
モスクワ国際映画祭のメイン会場にもなっています。
ちなみに、映画館がオープンしたのは1964年4月11日ですが、最初にプレミア上映されたのは、奇しくもゲオルギー・ダネリヤ監督の「私はモスクワを歩く」（ニキータ・ミハルコフ主演）でした。

[2] mixiユーザー 01月23日 15:36

1989年6月24日
池袋の文芸坐2で開催された「ソビエトSF映画祭」で日本初公開（配給マウント・ライト・コーポレーション）。
文芸坐2は現在の新文芸坐が建て替えられる前にあった映画館。
ちなみに「ソビエトSF映画祭」でほかに上映された作品は、「イリヤ・ムウロメツ　巨竜と魔王征服」（1956）、「テイル・オブ・ワンダー　放浪物語」（1983 ソ連・チェコスロバキア・ルーマニア合作）、「火を噴く惑星」（1962）、「軌道からの帰還」（1983）、「エバンス博士の沈黙」（1973）の全6本。
どれもおもしろい映画ですが、「不思議惑星キン・ザ・ザ」がダントツな人気だったのは、その後の展開を見ればわかる通りです。

写真左は「ソビエトSF映画祭」のパンフレット表紙。写真右は「不思議惑星キン・ザ・ザ」の紹介ページ。

[4] mixiユーザー 01月23日 17:37

1989年8月24日（？）
バンダイビジュアルよりVHS発売。

セルのVHSは高価で、当時15,000円ぐらいしました。

[5] mixiユーザー 01月23日 17:46

1991年1月26日－2月15日
キネカ錦糸町でリバイバル上映（配給マウント・ライト・コーポレーション）。

キネカ錦糸町は、錦糸町駅前にあったソビエト映画専門の上映館でした。

写真左はチラシの表面、写真右は裏面。

[6] mixiユーザー 01月23日 17:51

2001年1月11日（IMDbでは2001年12月10日）
ロシアでDVD発売。

写真はロシア版DVDジャケット。再販のたびにデザインが変わっているようです。

[7] mixiユーザー 01月23日 19:47

2001年7月21日
渋谷・ユーロスペースでリバイバル上映（配給パンドラ）。
ニュープリント、太田直子さんによる新訳字幕で上映されました。
ちなみに、数々のロシア映画の字幕を担当された太田直子さんは、2016年1月10日に56歳の若さでお亡くなりになりました。

写真左はチラシの表面。写真右は裏面。
この時は、オープニングイベントやホームページコンテストやTシャツ販売など、さまざまなイベントが行われたようです。

[8] mixiユーザー 01月25日 16:28

2001年の公開時には釣鐘型のフライヤーも作られました。

[10] mixiユーザー 01月25日 16:33

写真左は2001年公開時のプログラム表紙。ロシア語タイトルだけなのがカッコいい。写真中は裏表紙。おなじみの釣鐘型宇宙船。写真右は目次ページ。
内容が充実したプログラムです。

[11] mixiユーザー 01月25日 16:35

2002年5月1日
キングレコードよりDVD発売。

写真はDVDジャケット。

[12] mixiユーザー 01月25日 16:35

2006年1月25日
廉価版DVDがキングレコードより発売。

[13] mixiユーザー 01月25日 17:37

2006年7月16日、27日
東京・京橋のフィルムセンターで開催された「ロシア・ソビエト映画祭」で上映。
この映画祭では26本のロシア・ソビエト映画が上映されましたが、ほとんどが芸術映画、文芸映画の中で「不思議惑星キン・ザ・ザ」は異色の1本でした。
16日と27日の2回のみ上映。

写真左はフィルムセンターが毎月発行しているNFCカレンダーの2006年7月号表紙。
写真右は同月号の作品紹介ページ。No.24が「不思議惑星キン・ザ・ザ」。