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SFハンドブック ハヤカワ文庫コミュの「スキズマトリックス」ブルース・スターリング

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今からちょうど一ヶ月前に読み終えました。
いまだに心の隅に火傷のしたようにひりひりとした痛みが残るような作品でした。
というのはそうとう読むのに苦労したからです。

読み始める前から伝説的な難読のSFと言われていることはわかっていたが、毎日就寝前に数10ページ進むのがやっとの完全な睡眠導入剤のような本になっていた。

前半までまったく頭の中でイメージが作ることができず、各章でぶつ切りのストーリー、中編辺りでやっと読むエンジンがかかったが、また後半は永遠に薄れていくような印象があった。

SFってやっぱり娯楽だと思います、新しい科学、新しい思想を使いますがそれをわかりやすい形で表現して物語をぐいぐい引っ張っていくところが魅力かなと思います。けど僕の経験が浅いのか、「サイバーパンク」はどうもまだ慣れていません。サイバーパンクの映画やアニメ(例えば攻殻機動隊、マトリックス、AKIRA、ニルヴァーナ、JM)などは絵で見えるしわかりやすいので良いのですが、小説はもう少し経験を積まないと。

物語はこれも説明するのが難しい。
主人公のリンジーは遺伝子工学を用いて体を改造する「工作者」のメンバーだった。機械を使って延命をはかる「機械主義者」に対するクーデターを起こすが失敗してしまい、「工作者」から追放処分になってしまう。その追放処分には友人のコンスタンティンの影があった。そして宇宙をさまようリンジーは多種多様な人々に出会う。その出会いから彼自身の人生はどんどん変わっていく、という話です。

ちょっと難しいですが、途中から素晴らしいSF的なドライブ感を味わえ、お時間がある方にはお勧めです。

コメント(1)

この本は読了しましたが理解面では挫折した本です。

当時サイバーパンクと呼ばれるムーブメントが起きておりましたがその中でも難解な作品です。

代表的な作品には「ニューロマンサー」もありました。

おっしゃるとおり、サイバーパンクムーブメントは波及して漫画・アニメの「攻殻機動隊」などブレイクする作品も生まれました。

いわゆる電脳社会は現実化しつつあるので今以て興味深いテーマです。

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