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ツインショックオフローダーコミュの350TRビッグホーン

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69年にアメリカでデビューし、翌年に日本で発売されたカワサキ初の本気モードのトレールバイク。
形式名はF5で、国内呼称は350TR、愛称はビッグホーン。
ちょっと前にF4サイドワインダーがありましたが、これは国産初の純モトクロッサーF21Mを先に開発していたものの、トレールではヤマハDT-1に先を越されたカワサキが、それまでのスクランブラーのフレームをベースに急遽作り上げたトレールで、当初からトレールとして開発されたのはカワサキではこのビッグホーンが初めてだったんですね。
ワテの乗っているF5は、正式にはF5Bというモデルで、71年の10月に国内デビューしたマイナーチェンジモデルです。
パワーは変わらず33psのロータリーバルブエンジンですが、キャブのコンパクト化を図り、エンジン幅が若干縮まっています。
オリジナルではマフラーもちょっと長いものになって消音効果をアップさせていますが、個人的にちょいときゅうりみたいでカッチョ悪いと思っていたので、エアークリーナーともどもF5/F5A用のものと交換しちゃいました。
海外では72年に発売され、モデル名もF9になって33psから29psにデチューンされています。
ところで、このバイク、マジで速いですよ。もちろん近年のハイパワー2st250ccの高回転型エンジンにはかないませんでしょうが、ロータリーバルブゆえ、当時の他社のピストンバルブエンジンにはない伸びがあります。
当時のテスト記事では150km/hというデータが出ていますが、以前東名高速で「やってみっぺ」と思ってテストしたところ、メーター読みで150に達するのはあっという間。
まだまだ伸びそうでしたが、ふと「ここで焼き付いたら帰れねーぞー」と言う神の声が頭をよぎってスロットルを戻しました(笑
メーター誤差が当然あるとはいえ、大したもんだなーと実感した次第です。
で、ダートでの走破性能はいかがなものかと言うと、はっきし言って足の長い80年代以降のトレールとは比べてはいけません。
ちょっと荒れた林道ではすぐに暴れだして内蔵が痛くなります。
でもフラットダートは全く問題なし。国内の林道は大半がフラットなので、ゲロアタックをしない限り、全く問題ないでしょう。
ブレーキはモロ弱いので、ディスクに慣れた人が乗ると、全く利かないと錯覚するほどですが、しっかり止まろうとしたら思いっ切り握らないとダメ。
それでロックすることはないのですから、逆にダートでは程よいと思っています。
逆にこうした感触に慣れたワテがディスク車に乗ると、ちょっとレバーを引いただけでロックするので、おっかないっす。
まあ、何はともあれ、セッティングがしっかりしていれば、低中速から力があって、高速も伸びてくれるこのエンジン、とってもお気に入りです。

コメント(1)

ビッグホーンの問題点
このバイク、焼き付きを恐れてかなりオイルが濃いんです。
もちろん個人的にそうしたものではなく、もともとのセッティングがそうなっていて、オイルポンプもこの濃い状態が一番少ない位置になります。
で、とんでもないことに、取扱説明書には「3000回転以下では使用しないで下さい」となっていて、実際低回転が続くとオイルかぶりが起こってしまい、予備のプラグがないと火が飛ばなくなってしまいます。
ライターで燃やしてもダメ。本当に厄介です。

また、パーツが入手しづらくなっているのも事実ですが、細かいパーツは意外と当時のロードスポーツとの共用があって、それらのバイクが人気車種だけに、例えば卵型ウィンカーなどはまだ新品で入手できました。
テールランプもW1SやH1マッハと同じですから、これも問題なし。
ただし、タイヤは最早トライアルユニバーサルの21インチ・3.00なんてありませんので、こればっかりはなるべく古めかしいデザインのキャラメルブロックのEDタイヤを付けています。
でもIRCでまだ3.00の21インチを海外向けで作っているそうで、逆輸入は可能だそうです。

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