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Citizen Media [レアリゼ]コミュの自立的な発展を目指すサラワクの先住民コミュニティ 1/2回

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 筆者は2010年9月から10月にかけ、マレーシア、ボルネオ島のサラワク州で、過去20年以上に渡って森林伐採、プランテーション開発への抵抗の最前線にあった先住民の村「ウマ・バワン」を訪れた。ウマ・バワンの人々は、企業による開発から森林を守りつつ、自立的、持続的な発展を目指してきた。本稿ではこの村の住民のおかれた現状と彼らが取り組んできた様々な試みを紹介する。

●侵害される先住慣習地の権利

 サラワクでは、森林を開発する企業と先住民との間で諍いが頻発してきた。この際、必ず争点になるのが「先住慣習地」の権利だ。

 本来、サラワクの先住民は土地を私的に所有する概念を持っていなかったが、1841年の英国の探検家ブルックによる支配の確立以降、近代的な土地所有権が導入されるようになっていった。その過程で先住民が慣習的な権利を有していた土地(先住慣習地)の権利は次第に縮小されてはきたものの、一定の条件下で保障されてきた。1958年に成立した現在の土地法でも慣習地の権利は認められている。

 しかし、森林の伐採、開発の際に先住民の権利が軽視される事例は後を絶たない。NGOや海外のメディアからは、背景に政治の腐敗があるという疑念が持たれている。アブドル・タイブ州首相は過去30年に渡ってサラワクの政治を支配してきた。森林資源に強大な権限を有するタイブ首相は、親族や友人の経営する企業に森林の伐採許可、開発許可を与えることで、私腹を肥やしてきたと批判を受けている。

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http://www.realiser.org/report/lifestyle/article/index.php?id=301

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