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好きです『北海道』コミュの★函館エリア★

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青函連絡船が廃止になった今でも、青函トンネルによって本州と結ばれる函館は、北海道の玄関口として多くの観光客を迎え入れている。西洋建築や和洋折衷の古い建物、様々な宗教の教会が函館山の傾斜地に点在する光景は、日本で最初に鎖国から解かれて開港した、函館ならではの異国情緒を醸し出す。

国定公園の大沼では、湖に浮かぶ大小の島々が箱庭的なまとまりを見せ、湖面に駒ヶ岳の勇姿を映し出す美しさはその名に恥じない。荒々しい姿を見せる恵山は比較的穴場の観光地だ。

● 歩き方

・ 鉄 道
  道南を代表する景勝地の大沼に行くときに利用するJR函館本線は、大沼から森まで大沼公園経由と鹿部経由に別れるので注意する。また、大沼観光の中心地は、大沼公園駅なので、あわてて大沼駅で降りないように気をつけよう。シーズン中の大沼公園駅には、特急「北斗」も停車する(一部列車は通年停車する)。

  青函トンネルの海底見学駅も、函館ならではの観光ルート。函館駅を出発して吉岡海底駅を見学後、再び函館駅に戻ってくる「吉岡4コース」と「吉岡10コース」の2本が設定されているほか、函館駅から竜飛海底駅を見学して青森に抜けるコースが3本、青森駅を出発して吉岡海底駅を見学後、函館
に抜けるコースが4本設定されている。函館から吉岡海底駅を往復する場合は、函館から吉岡海底間の往復運賃のほかに、見学整理券の「ゾーン539カード」が必要になる。

・ バス

  市バスは、函館駅周辺から五稜郭・湯の川温泉方面、元町・高竜寺方面、そして谷内頭温泉方面と、啄木小公園がある国道278号線沿いの路線を除いて、ほぼ市電と沿うように路線が引かれている。

どちらを利用しても大差がない画、外人墓地や五稜郭などの観光スポットにより近くまで延びているのは市バスの方だ。市内各所に一日乗車券協力店が33軒あり、函館山ロープウェイや五稜郭タワーの乗車、搭乗料金やメモリアルシップ摩周丸の入場料が割引になったり、各種飲食類や土産物などが割引になる特典を生かせば決して損にはならない。

  また、市バスの函館登山バスが、4月の下旬〜10月下旬までの期間、4〜10便運行されており、この登山バスには1日乗車券・2日乗車券も利用できるのでありがたい。利用者は、登山バス発車の10分前までに集合する。なお、昼間の13時代の便と、10月15日以降は、土曜・日曜・祝日に運
転の場合が多いので注意すること。

  市内の観光スポットと効率的に回りたい場合は、北斗交通の定期観光「循環フリータイムコース」がおすすめだ。4月25日〜11月3日に運行しているこのコースは函館駅前ターミナルを出発し、五稜郭→海峡市場→トラピスチヌ修道院→函館空港→湯の川→漁り火市場→立待岬→ロープウェイ山麓駅→旧函館区公会堂→外人墓地→旧桟橋→赤レンガ倉庫群→国際ホテル、そして再び函館駅前に至る。

  車窓から土方歳蔵の地碑、啄木小公園も見ることができる。1日乗り放題の設定なので、乗車券を購入したら、できるだけ多く活用したほうが得。市内1週2時間17分。ほぼ15分おきに11便が運行しているので、見学地に降りてゆっくり見学しても、次の便にたやすく乗ることができる。このほか
にも、大沼など函館郊外の観光地を巡り、途中下車しても5日間有効の「大沼公園・ゆうゆうコース」が3コース設定されているので、大沼でゆっくりしたい人にはこちらがお勧め。

  なお、定期観光バスは、このほかにも「明治のロマンコース」「海のロマンコース」などたくさんのコースが設定されているので、時間や料金、目的などに応じて選択できる。

・ 市電

  函館の市内観光に欠かせない乗り物が市電だろう。かつては、網の目のように市内を走っていた市電だが、現在は湯の川温泉から函館駅前を通り、十字街電停から先で函館どっく前行きと谷地頭行きに分かれる2系統だけになってしまった。現在は、函館どっく前と谷地頭を結ぶ電車はない。乗った電車の行き先が違う場合には乗り換えることができ、一度目に降りるときに乗り換え券をもらう。また、料金は距離によって変動し、バスト同じように車内の料金表と、整理券の番号を照らし合わせる方式だ。

  なお、明治時代のチンチン電車を復元した「函館ハイカラ号」が4月15日から10月末日まで1日7往復運転されて、人気者になっている(基本的に月曜日は運休)。レトロ感覚満点のこの電車は、函館の町並みによく似合い、チャンスがあれば是非乗ってみたい。

・ 船

  金森倉庫群に近い旧桟橋から、函館港内に観光遊覧船「ブルームーン」が出ている。港内を一周するAコース(所要時間40分)、コーヒー、ジュースなど飲み物付と、漁火銀座から立待岬を巡るサンセットと、いさり火クルーズ(所要時間90分)もあり、近くで漁り火の美しさを体験できる。Aコースは11時30分から毎日5便、いさり火クルーズは18時30分から1便の運行。

◎ プラニングのヒント

  桜前線が海を渡り、函館に遅い春を告げるのが4月下旬〜5月上旬。この頃「函館桜祭り」が行われ、桜の名所の五稜郭公園は函館公園は、多くの花見客でにぎわいを見せる。恵山の約6万本のエゾヤマツツジなどが花を咲かせるのは5月下旬〜6月上旬。この時期に合わせて「恵山つつじ祭り」が開催される.
  函館最大の祭りは、8月1日〜8月5日に行われる「函館港まつり」。箱他で名物イカ踊りの大乱舞、1万人踊りは圧巻。」花電車が走り、山車も出る華やかな祭りを、全国花火大会の3000発の花火がさらに彩る。真夏の一大イベントを見逃す手はない。

◎ ドライブアドバイス

  観光シーズンの5月1日〜9月30日の期間は、マイカー規制により、函館山の頂上に来るまで上ることができないので注意。函館山ロープウェイの山麓駅近くに大きな駐車場があるので、夜景を楽しむ場合はここに駐車してロープウェイで山頂に向かおう。
  また、駐車場から元町のハリストス正教会やカトリック元町教会なども近いので、足をのばしてライトアップされた建物を鑑賞すると良い。函館周辺では、バスの便が悪い恵山・椴法華方面や、大沼の展望台のきじひき高原などが車の利点を大いに発揮できる場所だ。

コメント(2)

● 函 館

  幕末の安政6年(1859)、鎖国を続けていた江戸幕府が締結した日米修好通商条約によって、下田とともに開港した函館。以来、横浜や長崎とともに貿易港として開け、欧米文化の洗礼をいち早く受けてきた。そのため、日本の伝統文化と外国の文化が融合した独特の景観を持つ港町として発展。

 函館はリスト正教会、カトリック元町教会、日本基督教団函館教会、東本願寺函館別院など、世界のあらゆる宗教寺院が集まったような元町界隈の景観をはじめ、赤いレンガ倉庫が並ぶベイリエリア周辺など、街全体にあふれるエキゾチックな香りが旅行者を魅了し続けている。また、戌辰戦争最後の地となった五稜郭、そして函館観光の定番ともいえる函館山からの夜景など、観光の名所には事欠かない。

● 函館山

  市街地の最南端、津軽海峡に突出した標高332mの函館山は、函館湾の対岸方面から見ると、牛が寝そべっている姿に似ているので臥牛山とも呼ばれる。終戦までは軍の要塞地帯として、一般の登山は禁止されていたが、現在は、函館の夜景や、津軽海峡を隔てて下北半島まで見渡せる360度の展望を楽しみに、大勢の観光客が四季を問わずに訪れる函館一の観光地になっている。

  山麓駅と山頂駅の間を秒速7mの早さで結ぶ函館山ロープウェイは全長835m、フランスの技術を導入した日本初の支索両端固定3線交走式で、途中に支柱がないのが特色。定員125名のゴンドラが約3分で山頂まで運んでくれる。山頂駅と直結した全天候型の展望台からは、冬でも寒さ知らずで景観を楽しめる。レストランやカフェの窓辺で夜景を眺めながらの食事もおすすめ。展望台の2階ではマルチビジョンの鑑賞ができ、12台の映写機を使って上映される内容は、函館の町のガイダンス的なものだが、函館の町の理解がより深まり、散策にも役立つ。上映終了後に前面のカーテンが開き、函館の夜景が広い窓ガラス一杯に広がる光景は圧巻。

  常に強い風が吹く山頂付近は気温も低く、6〜9月の平均気温も16度前後。夏でも一枚羽織るものを持っていきたい。夜景の見頃は日没後20分以降、夕暮れに黒く沈んでいく海と輝きを増す街の灯りを堪能しよう。特に雨上がりはおすすめだ。また、夏はイカ釣り船の集魚灯の明かりも美しい。

● 函館朝市

  函館に早朝到着したら真っ先に訪ねたい朝市。文字通り朝市の朝は早く、朝5時前後から正午ぐらいまでが営業時間。360余りの店がひしめき、水揚げされたばかりのイキのいい魚介類をはじめ、近郊でとれた野菜や花、日用品や衣類までいろいろな品が並ぶ。自分の畑でとれた野菜や花を、地べたにデンと座って売っているおばちゃん達が絵になるのも朝市ならではの光景だ。朝食は市場にズラリと並ぶ大衆食堂でお腹を満たしたい。イクラ丼やウニ丼など各種の海鮮丼を食べさせる店が多いのがこの朝市の特色の一つだ。名物のイカソーメンもここで味わうことができる。

  TEL:0120−858−313
  函館市若松町9の19 函館駅徒歩1分 0500〜1200(冬季:0600〜、一部食堂〜1500)無休

● ハリスト正教会

  白い漆喰の壁に銅板葺きの屋根、そして十字架をつけた高い尖塔が美しい函館はリスト正教会。
 安政6年(1859)にロシア領事館の付属聖堂として建てられ、ロシア司祭ニコライによって、明治5年(1872)日本で初めてのギリシャ正教会堂となったという由緒ある歴史を持つが、当時の教会は度重なる火災によって焼失した。

 現在のロシア風ビザンチン様式の教会は、大正5年(1916)に再建されたもので、その荘厳な姿は、函館の顔といわれ、国の重要文化財に指定されている。鐘楼には大小6個の鐘があり、地元の人たちからは鐘の音からガンガン寺と呼ばれ親しまれている。因みに、東京・神田のニコライ堂の鐘は昭和3年(1928)にここから移されたもの。

 この教会は、昼に函館港の港を背景にして眺めるのも良いが、夜にライトアップされて白く浮かび上がる姿も捨てがたい。元町散歩には外せないポイントである。

  TEL:0138−21−3323(函館観光課)
  函館市元町3の13 市電十字街停徒歩10分。拝観献金料200円。開館1000〜1700(土日:1300〜1600)
● 旧函館区公会堂 

 元町公園の上に建ち、パープルブルーの街壁に黄色い窓枠がカラフルな外観の旧函館区公会堂。明治43年(1910)に竣工した木造2階建ての明治を代表する洋風建築で、イギリスの古典的建築様式であるコロニアルスタイル。正面から見て左右対称になっているのが特徴。建築意匠や技法などが高く評価され、昭和49年(1974)に国の重要文化財に指定されている。

 この公会堂が建設されるきっかけになったのは、明治40年(1907)に起こった大火。町会所が焼失したためすぐに「公会堂建設競技会」が結成されたが、大火後のため思うように寄付金が集まらず、当時の豪商相馬哲平が5万円を寄付し、これを元に建築された。ルネッサンス調で統一された内部は、一部が公開され、重厚な内装を施した御座所、御寝室、大食堂、球戯室など、見所が多い。
 2階のバルコニーからは、函館港や元町周辺の街並みを見渡すことができる。また、館内のハイカラ衣装館では、明治時代の淑女や紳士に変身して記念写真を撮ることができる。

● 旧イギリス領事館

  基坂の途中にある旧イギリス領事館。ユニオンジャックの旗がはためく門からのぞくシックな白い壁がいかにも英国の領事館といった雰囲気だ。この半円型5連アーチのベランダを持つレンガ造りの建物は、英国政府上海工事局の設計によるもので、大正2年(1913)から昭和9年(1934)の領事館が閉鎖になるまで使用されていた。

 1992年に函館の開港記念館として一般に公開されている。1階にはペリー来航の黒船模型があるホールや、開港当時の歴史などを伝える展示室がある。空間立体映像で開港当時の様子を見せてくれるマジックビジョンが人気。2階は領事室や領事居室などが再現されている。また、ティーレストランでは軽い食事ができる。

 函館市元町33の14 TEL 0138−27−8159
 入館料:300円 営:0900〜1700(4〜10月は〜1900)休館:年末年始

● 外国人墓地

  夕日が美しい函館山の北西部に位置し、祖国を離れてこの地で亡くなったロシア人やイギリス人など異国の人々が安らかに眠る墓地。ペリー来函の際に亡くなった水兵を埋葬したことから外国人専用の墓地となった。立待岬とは反対側のため、またひと味違った景色が眺められる。

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