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好きです『北海道』コミュの洞爺湖・登別

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◎ 洞爺湖

  平成18年3月27日虻田町と洞爺村が合併し、生まれ変わった「洞爺湖町」。東には伊達市、北は豊浦町に接し、湖(洞爺湖)と山(有珠山)に囲まれた自然豊かな町です。洞爺湖町を中心とする地域は本道に置いても、最も気候温暖な地方で北海道の「湘南地方」と呼ばれ、交通の便もよく観光景観に恵まれていることから北海道有数の観光地となっています。特に、観光と農業、漁業などを結びつけた体験型観光に力を入れていて、自然の中で「学べる・遊べる・感動できる」洞爺湖町の魅力を全国に発信していきたいと考えています。そこで、町ではこの魅力を満載した観光マップを作成している。是非参考にして、洞爺湖町巡りを楽しんでください。
登別温泉や洞爺湖温泉などの温泉郷があるこのエリアは、有珠山や昭和新山に代表される活火山、洞爺湖やクッタラ湖といったカルデラ湖、そして噴気を上げる地獄谷など、様々な火山活動が見られる生きた野外火山博物館。また、登別周辺は多くのテーマーパークがあり、ポロト湖畔のアイヌコタンとともに見所豊富な観光地だ。

 ・歩き方
  JR函館本線は、東室蘭駅から室蘭駅まで盲腸線が出ており、札幌方面から室蘭駅まで電化されている。このため、苫小牧方面からの各駅停車の電車はすべて室蘭駅を発着し、未電化区間の洞爺湖、長万部方面に通して運転される各駅停車の列車はない。登別と洞爺の移動は、東室蘭駅で乗り換えるか、特級「北斗」を利用することになる。また、室蘭駅行きの特急「すずらん」は、東室蘭から室蘭の区間が各駅停車になる。地球岬へ行く場合は東室蘭で降りずに母恋駅からバスを利用すると効率的。
 ・バス
 登別温泉と洞爺湖温泉の間は、オロフレ峠を経由して5往復の道南バスが1時間15分の所要時間で結んでいるが、定員予約制なので注意。このうち2往復は、新千歳空港まで運転されている。また、室蘭駅と洞爺湖温泉、登別・苫小牧ターミナルを結ぶ道南バスの路線バスがでている。新千歳空港、札幌駅前を起点とした日帰り、2日間、3日間コースの定期観光バスは一日のみの利用も可能で、このエリアの観光地のみを選択して観光できる。

 ・レンタカー
 JR室蘭本線の登別、東室蘭、洞爺に駅レンタカーがあるので、自分の旅行計画に合わせてうまく利用しよう。

 ・船
 1週50分の洞爺湖観光遊覧船は、大型観光船「エスポワール」が人気。ロングラン花火大会の湖上からの花火鑑賞船もでている。室蘭港からは、所用約3時間のネイチュアウオッチングが楽しめるイルカ・鯨ウオッチングの観光船や、エンルムマリーナから地球岬観光遊覧船(5月1日〜10月31日運行、問い合わせシノヤマ観光自動車)もでている。

※ プランニングのヒント
  洞爺湖のロングラン花火大会は4月下旬〜10月末。8月中旬には昭和新山の噴火を花火で再現する昭和新山火まつりが行われる。また、8月第4金・土・日曜は、北海道を代表する祭りのひとつ登別地獄祭りが開かれる。

 ・ドライブアドバイス
  札幌から洞爺湖へ向かうには、高速道路を利用するよりも国道230号で中山峠を越えた方が、距離も短く車窓の眺めも美しい。また、登別温泉と洞爺湖を結ぶオロフレ峠からの展望は一見の価値がある
。室蘭港からのフェリーを利用する場合は、道内各地を回る前や、フェリーに乗船する前に、地球岬などの室蘭郊外の海岸沿いのドライブがおすすめ。

● アクセス
  JR洞爺駅から道南バス洞爺湖行きで15分、洞爺湖温泉道南BT下車、すぐ。
  登別温泉から道南バス洞爺湖温泉行きで1時間15分、洞爺湖温泉道南BT下車、すぐ。
  JR札幌駅前から道南バス・じょうてつバスで2時間32分、洞爺湖温泉下車、すぐ。                                                     
● 洞爺湖(中央火口丘の中島を真ん中に浮かべるカルデラ湖)
  支笏湖とともに北限の不凍湖として知られる洞爺湖は、最大水深179m、周囲43kmの円形のカルデラ湖。洞爺湖の名は、アイヌ語の湖を表す「トー」と丘を意味する「ヤ」に由来している。ほぼ円形をした洞爺湖の中央部には、4つの島からなる中島があり、JR洞爺駅から洞爺湖温泉に向かう途中にある見晴台や、国道230号で札幌方面に向かう途中のサイロ展望台などから、この洞爺湖のすばらしい展望を眺めることができる。
  湖畔にはとうや湖ぐるっと彫刻公園整備されており、洞爺湖温泉、壮瞥温泉付近や浮見堂公園を中心に、39基の彫刻が洞爺湖を取り囲んでいる。材質もブロンズ、大理石、御影石、ステンレスなど様々。のんびりと湖の周りをレンタサイクルで周りながら芸術散歩をするのもよい。

● 洞爺湖温泉(洞爺湖畔に湧く湯量日本第3位の温泉郷)
  洞爺湖の南側に開けている洞爺湖温泉は、展望風呂などを揃えた豪華なホテルが建ち並び、浴場や各部屋から、青い湖水に浮かぶ中島、そして秀峰羊蹄山の姿がそびえる絶景を楽しめるところが多い。この温泉は、明治43年(1910)の有珠山噴火によって出現したといわれ、全国でも第3位の湯量を誇っている。泉質は弱食塩泉で、リウマチ、運動障害、創傷、慢性湿疹などにすぐれた効果がある。洞爺湖温泉の東側に隣接した壮瞥温泉は、自然の中の落ち着いた環境。ここの泉質は含芒食塩泉で、動脈硬化、湿疹、婦人病などに効果がある。
                         
● 火山科学館(有珠山の噴火の恐ろしさを体験し火山のメカニズムを知る)               
  昭和52年(1977)8月7日午前9時12分に突然噴火した有珠山。この噴火の記録や実物資料、復興に立ち上がった町民の資料などが幅広く集められ、洞爺湖温泉の道南BTの2階と3階を使用して展示しているのがこの火山科学館。
  入り口付近には、火山弾でボコボコになった公用車が展示され、まずその恐ろしさが伝わってくる。2階の有珠山噴火展示コーナーでは、電話の受話器から噴火当時の様子を語る住民の声を聞くことができるほか、パネル資料や三面マルチスクリーンの映像によって、有珠山の噴火の様子や被害、そして防災について学ぶことができる。実際の火山弾や火山灰が降り積もった車を展示したジオラマは、当時の降灰のすさまじさを伝えている。
  また、火山弾や火山灰の被害ばかりでなく、昭和53年(1978)10月24日に発生した泥流被害の恐ろしさも展示によって分かる。この科学館の目玉の一つになっているのが、噴火のシュミレーション体験ができる体験ホール。「過湾の驚異−有珠山噴火と火山の科学」の映像を見ながら、床 に埋め込まれた16台の大型スピーカーで、迫力満点の直下型の地震が再現される。3階の火山展示室では、「地球は生きている」と題して、世界や日本の主な火山、北海道の火山分布などのコーナーがある。

● 洞爺湖中島(天然の自然が残る洞爺湖に浮かぶ中央火口)

  洞爺湖には、大島、観音島、弁天島、饅頭島の大小4つの島が浮かんでおり、これらを総称して中島と呼んでいる。自然に囲まれた中島は、鳥獣保護区に指定されており、国の天然記念物のクマゲラやノビタキ、カワセミといった鳥類の他、百数頭が生息している。
  野生のエゾシカこのエゾシカは、昭和32年(1957)に柵を破って逃げた雄シカと、昭和33 年(1958)と昭和40(1965)に一頭ずつ放たれた雌シカの三頭を祖先にして繁殖したもの 。昭和54年(1979)頃に雄の群れが弁天、観音島に泳いで住み着き、毎年、交尾期には、再び大島に泳いでわたるそうだ。この中島には、豪華な城を模したエスポワールをはじめとした遊覧船が1週45分のコースの途中に立ち寄る。
  島内の洞爺湖森林博物館では、大型ジオラマで洞爺の動植物などを紹介するほか、レクチャーホールでマルチスライドによる「洞爺の四季」を見ることができる。また、裏手のカラ松林でエゾシカにシカビスケット(有料)を与えることができる。

● 昭和新山(赤茶けた岩肌に噴気が立ち上る溶岩塔) 
  洞爺湖の南側にそびえる昭和新山は、昭和32年(1957)に国の特別天然記念物に指定されている活火山で、洞爺支笏湖国立公園の観光名所の一つこの昭和新山の誕生は、昭和18年(1943)12月28日からの頻発する地震によって、麦畑や松林が隆起をはじめ、昭和19年(1944)6月23日に突然噴火、10月までたびたび噴火を繰り返し、台地は標高300mの円形火山に成長した。さらに火口付近からの溶岩塔が成長をはじめ、その活動が終わる昭和20年(1945)9月には、標高407mのピラミッド状の昭和新山が誕生した。
  むき出しになった茶褐色の岩肌から現在も噴煙が立っており、現在も山体の最高地表温度は300度もあって登山はできない。山麓付近には、有珠山ロープウエイの駅のほか、昭和新山植物園、昭和新山熊牧場、昭和新山山エゾシカ牧場などがある。

● 有珠山(噴火の生々しさが残る山頂から見える噴火湾の大展望)
  アイヌの人々がオフイヌプリ(燃える山)と言って畏敬の念を抱いていた有珠山は、外輪山と中央火口丘からなる標高737mの二重式火山。ほぼ30〜50年の周期で活動を繰り返している活火山で、高度1万2000mまで噴煙を吹き上げ、遠くオホーツク海の網走、知床まで火山灰を降らせた、昭和52年(1977)の大噴火は洞爺湖温泉にも大きな被害を与えた。
  この有珠山には、山麓の昭和新山駅から山頂の有珠山頂駅まで106人乗りの有珠山ロープウエイが約6分で結んでいる。山頂駅に降り立つと、昭和新山のドームと洞爺湖の眺めがすばらしい。また、山頂駅から火口展望台まで約300mのプロムナードが設けられており、噴火によって立ち枯れしている木々を見ながら約7分ほど登った展望台からは、荒涼とした火口部を見ることができる。天気さえよければ、室蘭方面から駒ヶ岳、ぐるりと半円を描く内浦湾(噴火湾)の全景を眺めることもできる。時間があれば、有珠山ロープウエイの山麓駅にある、飲食店や土産物店などが揃う火山村や小さな噴火体験室にも立ち寄ってみたい。                           
● 有珠善光寺
  天長3年(826)に当時の大臼山の峰において、比叡山の僧侶円仁(慈覚大師)が修行を行った時、信州善光寺の阿弥陀如来像の分身を本尊として置いたのが始まり。慶長18年(1613)に松 前藩の祈祷所として再考され、文化元年(1804)には徳川11代将軍家斉が蝦夷地を直轄するに あたり、様似の等樹院、厚岸の国泰寺とともに三官寺として道内の布教に大きな役割を果たした。境内には、本堂、経堂、釈迦堂などが並び、推定樹齢250年の大イチョウをはじめ、スギ、イタヤカエデなどの古木が植えられている。
  また、桜も多く、道内屈指の桜の名所になっている。境内にある有珠郷土館には、アイヌにかな文字を教えた版木、松前から逃れてきた隠れキリシタンがマリア像を彫り込んで密かに信仰した織部灯篭、丸山応挙が描いた遊女の絵、円空仏など、様々ないわれの品が収蔵されているので、是非見学していくことをおすすめする。
                            
※ ロングラン花火大会
  毎年4月下旬から10月末までの期間、湖上の夜空を彩るロングラン花火大会。有珠山の噴火から5年後にスタートしたこの一大イベントは、今やすっかり北海道観光の名物になっている。湖畔に洞爺湖温泉の観光ホテルの前を、スターマイン、とうやしだれ、流れ星などの花火が、西側の端から順に船を移動させて打ち上げられていく。
  これらの花火の中でも水中花火は、湖水に華麗な大輪の花が開くようで見事だ。10月いっぱいで このロングラン花火大会は終了するが、毎週土曜日の20時30分から洞爺パークホテル自前の花火 を打ち上げるので、土曜日に洞爺湖温泉に宿泊する場合は覚えておくといい。

第26回洞爺湖ロングラン花火大会
 今年で、26回目を迎える花火大会。毎夜8:45〜20分間程度洞爺湖の空に舞い上がります。移動しながらあげていく花火で洞爺湖温泉街からはどこからでも見て楽しむことが出来ます。

<期 間> 4月28日〜10月31日まで
     (但し、昭和新山火まつり
         の2日間は打ち上がりません)
<場 所> 洞爺湖温泉湖畔

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●洞爺湖
 洞爺湖は数万年前の大噴火によってできた周囲およそ36.5kmのカルデラ湖。中央には大島、観音島、弁天島、饅頭島の中島が浮かび蝦夷鹿が生息している大島には森林博物館ある。温泉街と島を遊覧船が往復している。湖畔の周辺は湯量豊富な温泉地、あちこちの施設で入浴することができる。また「天然の火山博物館」と呼ばれる昭和新山があり、ロープウエイで有珠山に登れば湖畔周辺はもとよりはるか羊蹄山や太平洋の内浦湾までの眺望が楽しめる一大リゾート地が広がっている。
 このエリアの交通の拠点は、洞爺湖温泉道南BT。洞爺湖観光はもちろん、周辺の観光ポイントへのバスもここから出ている。また、道南BTの横にはタクシー乗り場があり、タクシーが常駐している。道南BTの前にはレンタサイクル、レンタバイクの店もある。じょうてつバス札幌行きのバス停は、BTから離れた東町サンパレス横にあるので注意。洞爺湖の遊覧船は30分ごとに就航、中島には15分間停泊する。

 冬場は1時間毎の就航となる。定期観光バスの利用もおすすめだ。洞爺湖温泉には、洞爺湖温泉と壮瞥泉がある。洞爺湖温泉には30数件の宿泊施設があり、遊覧船での船遊びなど観光にはこちらが便利。壮瞥温泉には10数件のホテルと旅館があるが、静かな環境は保養向き。洞爺湖温泉道南BTから遊覧船の乗り場に向かう途中、洞爺湖の周遊道路沿いに観光案内所があり、その前には宿泊案内所もある。

 支笏洞爺国立公園内にある洞爺湖は、火山の陥没によって生まれたカルデラ湖。近くには昭和新山や、昭和52年(1977)に大爆発を起こして大きな被害を出した有珠山などがある。今も活発な活動を続けるこれらの火山は、生きている火山の博物館として、特異で美しい風景を見せてくれる。また、湖岸には、日本第3位の湯量を誇る洞爺湖温泉があり、道内でも指折りのリゾート地として多くの観光客がつめかける。
◎登別
 年間400万にもの観光客が訪れる登別は、日本屈指の温泉郷。登別温泉や、カルルス温泉などの温泉はもとより、水族館と美術館の要素を融合させた登別マリンパークニクス、登別伊達時代劇村、天華園、クマ牧場とユーカラの里といったテーマパークが集中し、大人から子供まで楽しめる、見どころ盛りだくさんのエリアだ。さらに足を延ばして、白老ポトロコタンでアイヌ文化に触れたり、室蘭でクジラウォッチングをするのも良い。

●登別の交通
 JR登別駅と登別温泉を結ぶ道南バスで、ほとんどの観光ポイントを回ることができる。また、4月中旬〜11月中旬に、登別マリンパークニクス、登別伊達時代劇村、天華園、のぼりべつクマ牧場と4つのテーマパークをめぐり、登別プリンスホテルまで行く”ぐるりんGO”が1日5往復運航されて登別の観光には便利。札幌発と千歳空港発の定期観光バスがある。

●登別の宿
 登別温泉には、デラックスな旅館が約20軒、公共の宿、ユースホステルや民宿、ペンションもある。温泉保養にぴったりな雰囲気のカルルス温泉に9軒の温泉旅館があり、国道36号沿いの海岸線には虎杖浜温泉がある。

●旅のポイント
 BTから地獄谷方面に温泉街を上っていくと、左手に登別観光協会があり、温泉の案内図は、登別伊達時代劇村、登別マリンパークニクスの割引券などが置いてある。

◆『登別マリンパークニクス』(ヨーロッパの湖上をもした肉素性に展開する華麗な海の世界)
 デンマーク・オーデンセ市に実在する中世ルネッサンス様式の水上城郭イーエス古城をモデルに造られたニクス城を中心に、北欧ロマンと海洋ファンタジーをテーマにしたテーマパーク。
 ニクス城の2回にあるエントランスホールから入れば、高さ8mのジャイアントケルプ水槽に、ナポレオンフィッシュが優雅に泳いでいる。ここから、魚が泳ぎ回る巨大な水槽の上を、エスカレータに乗って4階の展示室へ。磯のタッチプールで、ヒトデやメジナ、マフグなどに触れられる他、アクアシアターでは、80インチ3面マルチビジョンに魚や海の映像が映し出される。3階のアクアギャラリーに降りれば、チョウチョウウオやスズメダイなどの色鮮やかな魚たちが泳ぎ回る水槽がある。また、ナポレオンがエジプト遠征の際に制作した観察日記選集の原本から取り出された、魚の手描き画集の作品の数々も。1階には暖流と寒流の大水槽の下をくぐるアクアトンネルがあり、海底を散歩しているような気分に。イルカやアシカのショーやラッコの姿も見られる。

開館:9:00〜17:00、無休(12月初旬に1週間程度休館)
料金:2300円、小学生1150円、4才以上小学生未満600円、3歳以下無料。
交通:JR登別駅から徒歩5分
0143−83−3800

◆『のぼりべつクマ牧場』(愛嬌たっぷりのクマが可愛いクマ牧場)
 登別温泉の東にある標高560mの四方峰(クマ山)山頂にあり、ロープウェイで上がった山の頂上には、4才以上の大人のクマを放牧する第1牧場、1才〜3才のクマを集めた第2牧場、今年生まれたクマが飼育されている仔熊の幼稚園といった施設などに約200頭のクマが飼育されている。この中でも一番の見どころは、体長が2〜3mもある大きなヒグマが揃っている第1牧場。観光客が投げ与えるエサをねだって、立ち上がって合掌のポーズでお願いしたり手招きするクマがいたり、愛嬌たっぷりのしぐさが可愛い。第1牧場には人間のオリがあり、クマの目線の高さから観察することができる。ここでもクマにエサを与えることができる。コンクリートゲームの要領で、エサを壁に設置された筒の中に装填してバネで打ち出す方式で、筒の外にはエサを待ちかねたクマが口を開けて待っている。クマの荒い鼻息が筒を通して伝わり、間近に見るヒグマの大きさに圧倒される。これらのクマ牧場の他に、ヒグマの起源や一生などを約500点の資料とビデオで学べるヒグマ博物館、明治初期のアイヌの生活様式を再現し、アツシ織りや工芸の実演が見学できるユーカラの里などの施設がある。

交通:バス停登別温泉下車、徒歩5分でロープウェイ温泉駅。
◆『登別伊達時代劇村』(北海道で体験する江戸時代の風情)
 登別周辺の開墾に最初に手をつけた伊達政宗の名参謀・片倉小十郎の子孫・邦憲にちなみ、伊達藩(仙台藩)が活躍した戦国時代末期から江戸時代を再現したテーマパーク。総敷地面積28万3000?の広大な敷地に、時代考証に基づいた本格的木造建築の建物94棟が立ち並び、さまざまなアトラクションが繰り広げられる。
 村内には、いろいろなからくりが仕掛けられた屋敷内で、忍者の格闘が繰り広げられる忍者かすみ屋敷、フィルム立体時代劇映像の「大阪城炎上」が上映される立体映像館、絢爛豪華な花魁絵巻が実演される日本伝統文化劇場などがある。また、広い屋敷内を出会いの間、戦いの間、支倉の間、開拓の間の4つに分け、伊達政宗と片倉小十郎を中心に、伊達藩の盛衰をジオラマとハイビジョンの映像で見せる。片倉小十郎屋敷など、10ヶ所の体験館や劇場があり、江戸時代の風俗や伊達藩の歴史などを楽しく見学できる。

営業:9:00〜17:00、11月〜3月10:00〜16:00、無休、11月〜3月は水曜(特定日を除く)
料金:中学生以上2900円、小学生1500円
交通:登別駅から道南バス登別温泉行きで伊達時代劇村から徒歩3分
0143−83−3311

◆『地獄谷』(黄灰色の岩肌から噴気が上がる登別温泉の象徴)
 地獄谷は、直径450m、面積11万?の広い爆裂火口の跡。岩肌は赤茶け、黄灰色の岩丘の裂け目からは火山ガスが噴出して、一帯は強烈な硫黄の臭気に包まれている。ここは、竜巻、大砲、釜、鉛、おはつ地獄など、活動状況や悲哀を物語る名のついた源泉があり、その種類も硫黄、明ばん、重曹、ラジウム泉など11種類。登別温泉で使用されるお湯の3分の2がここから引湯されている。
 駐車場近くの登別美化センターから1周600mの探勝路がつけられ約10分で回ることができる。探勝路沿いの低地には、火山性土壌の影響と考え赤いススキが生えているので注目しよう。
 この地獄谷一周の探勝路の途中から、大湯沼展望台を経て大湯沼まで探勝路が延びている。大湯沼展望台からは、大湯沼と日和山が見える。日和山は標高377mの溶岩円頂丘で、かつて登別海岸の漁民が、ここから立ち上がる噴煙を見て天候を占ったところからこの名がついている。大湯沼は、爆裂火口跡にできた深さ22m、周囲約1kmの沼で、沼の水は常に40〜50度あり、噴煙が上がる日和山の岩肌と湯煙が上がる水面のコントラストは一見の価値がある。また、この大湯沼の南東には直径約200mの沼の奥の湯があり、平均温度84度の湯がモウモウと湯気を立ち上らせている姿は迫力がある。
 美化センターから大湯沼への往復所要時間は約1時間。さらに時間と体力がある場合は、約10日の臭気で沼の湯量が増減するという大正地獄まで足を延ばすといい。直径10m、湯温89度の鉄線で、日照条件によって灰色や白色、青色などに変化する。

※登別温泉バスターミナルから徒歩10分
0143−84−3311(登別観光協会)

◆『大湯沼』(熱湯が湧くひょうたん形の沼)
 地獄谷から続く遊歩道を20分ほど行ったところにある、周囲1km、水深22mでひょうたんの形になっている湯の沼。爆裂火口跡に水がたまってできたもので、表面は灰黒色。地底からはつねに約130℃の熱湯が湧きだしている。遊歩道の先には大湯沼展望台があり、そこからは沼全体の全景を眺めることができる。

※登別温泉バスターミナルから徒歩30分
0143−84−3311(登別観光協会)
●『登別温泉』(11種類もの泉質がある道内屈指の温泉郷)
 登別温泉は、安政5年(1858)に地獄谷から硫黄を採掘していた岡田半兵衛が共同浴場を造り、後に湯守になった滝本金蔵が私費で温泉までの道路を開削して、湯宿(温泉旅館)を経営したのが始まりとされる。後の軌道馬車、軽便鉄道、馬車、バスと交通機関が整備されるに従って湯治客が増え、全国有数の温泉地に発展した。
 湯量は、自然湧出量1日1万tといわれ、漂白作用があって女性の美容に効果のある硫化水素泉、汗の蒸発を防ぎ体が温まる食塩泉、空気に触れると酸化してさび色に変色する鉄泉など11種類もの泉質がある、世界でも珍しい温泉として知られている。日帰り入浴ができる宿もあるので、温泉のはしごをしたい。

◆『ホテルまほろば』(登別最大級の大浴場が自慢)
 東洋一の温泉郷として名高い登別温泉の中でも最大規模を誇る。4つの泉質を楽しめるのが魅力的。酸性鉄泉は婦人病に、硫黄泉は美肌に、単純硫黄泉は貧血症に、食塩泉は神経痛に効果があるといわれている。

交通:JR登別駅から道南バス登別温泉行き、登別温泉バスターミナルから徒歩5分(札幌から無料送迎あり)
料金:平日9390円〜(1泊2食付き)、休前日11490〜円(1泊2食付き)
0143−84−2211

◆『旅亭 花ゆら』(プライベートな湯浴みを満喫)
 宿の名の通り、客室はもちろん、ロビーや廊下に季節の花が飾られ、和やかな気分にさせてくれる。ヒノキをふんだんに使った大浴場と露天風呂、岩風呂で登別の湯を堪能したい。客室は和室、和洋室、特別室で、うち27室が露天風呂付き客室となっている。食事も料理長こだわりの逸品。

交通:JR登別駅から車で15分
料金:平日22200円〜(1泊2食付き)、休前日22200円〜(1泊2食付き)
0143−84−2322

◆『登別万世閣』(快適&極上のスパーリゾート)
 登別温泉の入り口にあり、異彩を放つ近代的なスパーリゾート。外観もおしゃれで都会的。大浴場は24時間いつでも入浴ができ、男女ともゆったりとくつろぐことができるスペースになっている。インドアプールやテニスコート、バーラウンジや居酒屋など施設が充実。お得な宿泊プランもある。

交通:JR登別駅から道南バス登別温泉行き 登別温泉ターミナルから徒歩3分
料金:平日9500円〜(1泊2食付き)、休前日12600円〜(1泊2食付き)
0143−84−2255
●昭和新山(赤茶けた岩肌に噴気が立ち上る溶岩塔) 
  洞爺湖の南側にそびえる昭和新山は、昭和32年(1957)に国の特別天然記念物に指定されている活火山で、洞爺支笏湖国立公園の観光名所の一つこの昭和新山の誕生は、昭和18年(1943)12月28日からの頻発する地震によって、麦畑や松林が隆起をはじめ、昭和19年(1944)6月23日に突然噴火、10月までたびたび噴火を繰り返し、台地は標高300mの円形火山に成長した。さらに火口付近からの溶岩塔が成長をはじめ、その活動が終わる昭和20年(1945)9月には、標高407mのピラミッド状の昭和新山が誕生した。
 むき出しになった茶褐色の岩肌から現在も噴煙が立っており、現在も山体の最高地表温度は300度もあって登山はできない。山麓付近には、有珠山ロープウエイの駅のほか、昭和新山植物園、昭和新山熊牧場、昭和新山山エゾシカ牧場などがある。

交通:JR伊達紋別駅から車で15分
0142−73−2662(総督町観光協会)

●有珠山西山火口散策路(噴火の生々しさが残る山頂から見える噴火湾の大展望)
 アイヌの人々がオフイヌプリ(燃える山)と言って畏敬の念を抱いていた有珠山は、外輪山と中央火口丘からなる標高737mの二重式火山。ほぼ30〜50年の周期で活動を繰り返している活火山で、高度1万2000mまで噴煙を吹き上げ、遠くオホーツク海の網走、知床まで火山灰を降らせた、昭和52年(1977)の大噴火は洞爺湖温泉にも大きな被害を与えた。
 この有珠山には、山麓の昭和新山駅から山頂の有珠山頂駅まで106人乗りの有珠山ロープウエイが約6分で結んでいる。山頂駅に降り立つと、昭和新山のドームと洞爺湖の眺めがすばらしい。また、山頂駅から火口展望台まで約300mのプロムナードが設けられており、噴火によって立ち枯れしている木々を見ながら約7分ほど登った展望台からは、荒涼とした火口部を見ることができる。天気さえよければ、室蘭方面から駒ヶ岳、ぐるりと半円を描く内浦湾(噴火湾)の全景を眺めることもできる。時間があれば、有珠山ロープウエイの山麓駅にある、飲食店や土産物店などが揃う火山村や小さな噴火体験室にも立ち寄ってみたい。

営業:7:00〜18:00(10月〜11月10日は〜17:00)。無休
(11月11日〜4月19日は休み)
見学料無料
0142−75−4400(洞爺湖町観光振興課)

●洞爺湖遊覧船
 周囲43kmの洞爺湖を、約50分かけて周遊する遊覧船。途中でエゾジカが生息する中島で下船し、洞爺湖森林博物館を見学したり、エゾジカを観察するのもおすすめ。ロングランの花火の期間中は20時30分から花火鑑賞船も運航される。

運航:8:00〜16:30の間に30分間隔で運航(11月〜4月中旬は9:00〜16:00の間に1時間間隔)。1月11日休
料金:1320円
0142−75−2137                
◎登別温泉まつり!
 登別温泉の顔である地獄谷をはじめ、ここは源泉が随所にあり、8種類もの泉質が楽しめる北海道を代表する温泉地。温泉街には飲食店や土産物店に交ざり、シンボルの鬼の象もあちこちに見られるので、ふらりと散歩に出かけるのも楽しい。
 登別の大切な湯がつきないように祈願し、湯の恵みに感謝する祭り。赤鬼・青鬼が温泉街を練り歩く「厄払い湯鬼神群舞」は2日間とも午後6時頃にスタートし、各ホテルや旅館、温泉街を巡る。メインイベントは最終日に行われる「源泉湯かけ合戦」。午後9時10分頃からフンドシ姿の若者たち約100人がマイナス5℃前後の気温中、裸で豪快に湯をかけあう。その迫力に寒さも吹っ飛ぶ!

◆大地の鼓動を間近に眺められる地獄谷へ。雪景色と赤茶けた岩肌、そして白い蒸気がたちこめる寂寛とした風景が広がる。(画像左)

◆温泉街を湯の神様が巡って厄払い。各ホテルや旅館近くへ立ち寄るので、その姿をありがたく拝んでみては。(画像右)
◎洞爺湖温泉冬まつり!
 過去の噴火災害を乗り越え、さらに活気を鱒洞爺湖温泉。豊かな湯を気軽に楽しむことができる手湯や足湯が点在し、中には湖畔を眺めながら楽しめるところも。それぞれにご利益があるので、願い事に合わせて選んでみるのもいいかも。
 温泉街を美しく彩るイルミネーション、そして期間中、毎夜開催される花火大会を楽しみに訪れる人が多い。冬の冷えた空気の中で打ち上げる、夏とはひと味違った輝きを見せてくれる。本祭りでは、18時から恒例となっている人間ばんばラフティング大会。豪華景品が当たるビンゴ大会など、参加型イベントが盛りだくさん。申し込みは当日OKなので、旅の思い出にぜひ参加したい。

◆洞爺湖は冬でも凍ることのない不凍湖の北限。ブルーの水面に映える中島や湖畔越しに眺める羊蹄山が冬はことのほか美しい。(画像左)

◆祭り期間中は毎夜20時30分から打ち上げスタート。湖畔の宿の中には露天風呂から眺められるところもある。(画像右)

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